電源物語

Vol.14: TECHNO-FRONTIER 2011のレポート

今回は、7月20日から22日まで、東京ビッグサイトで開催された「TECHNO-FRONTIER 2011」のレポートをお伝えします。

(東1ホール~3ホール)

この展示会は、社団法人 日本能率協会(JMA)と言う企業向けの研修などを行っている団体が主催しています。

http://www.jma.or.jp/

この展示会は、複数の展示会の集合体で、会場内での仕切り、明確な区分けなどは、ありませんが、展示会ごとにブース?や色で、どの展示会の出展社か認識できるようになっています。

モーター技術展、モーションエンジニアリング展、メカトロニクス制御技術展、電源システム展、バッテリー技術展、EMC・ノイズ対策技術展、環境発電技術展、ボードコンピュータ展、熱設計・対策技術展、設計支援システム展、産学交流技術移転フォーラム、代替材料ゾーンに分かれています。

TECHNO-FRONTIER 2011

信濃電気在籍時に信濃電気が、青いゾーンのモーター技術展に出展していたので、見学に行っていました。(茅野工場の人が、来られるので、情報収集を兼ねての飲み会です。)

当時は、4月頃幕張メッセで開催されていたと記憶しています。

自宅に近いので、直帰が出来ました。

今のダイイチコンポーネンツもモーター技術展に出展しています。

今回の見学、情報収集の目的は、電源システム展、バッテリー技術展、EMC・ノイズ対策技術展が、メインです。

TECHNO-FRONTIER 2011

改めて、見てみるとモーター技術展が、29回、電源システム展26回、EMC・ノイズ対策技術展24回と、従来からの技術とそれに続いて、その時に要求される技術をアピールする展示会と言えます。

この展示会も、一般消費者対象ではなく、産業界のユーザー向けなので、見に行って受付で登録すると、招待状を送ってきますし、メールマガジンも送られてきます。

また、通常は、入場料\1000ですが、事前登録をすると、無料になります。

産業界の展示会では、良くあるシステムです。

(ネクタイを締めた人が多い展示会です。)

TECHNO-FRONTIER 2011

ノイズ対策技術展で、気になったのは、シート状のノイズ吸収材?と言いますか、ケーブルや部材に貼りつけたり、巻きつけたりする形状のものが、多いように感じました。

やはり、デジタル製品が増えて、その対策が、重要になっていることが判ります。

シート状のノイズ吸収材?

中には、撮影禁止と書かれたものもありましたが、では、何故展示物として置いてあるの?

アピールする場でしょうと突っ込みを入れたくなりましたが、素直に従いました。

オーディオ用にとして開発された訳では、ありませんが、いずれ、回路や内部配線材に使われることがあるかもしれません。

電研精機のノイズカットトランス

お馴染みの電研精機のノイズカットトランスですね。

トランスタイプは、昔からの安定した技術ですから、信頼性が高く、容量に対してコストパフォーマンスが、高いため産業用にはユーザーが多いようです。

リチウム蓄電池

今、話題のリチウム蓄電池です。

従来の鉛蓄電池に比べて、長寿命、高効率(長時間対応)が、メリットですが、デメリットは、価格が、べらぼうに高い、と言うことです。

ちなみに弊社取扱のGSユアサUPS、THA1000-10(据置型常時インバータ方式)¥148,000.

ですが、新製品のリチウムイオンバッテリー搭載UPS LPSi1000-180は、3時間保持ですが、¥1,500,000.です。

http://www.gs-yuasa.jp/release/acrostar.html

7月に発刊された「電源&アクセサリー大全」の試聴用にデモ機借りようとしましたが、受注生産品で、貸し出しには、対応していないと言うことでした。

確かに言われてみればその通りで、必要な人(企業、団体)向けですからね。

電気自動車用の急速充電器

電気自動車用の急速充電器ですね。

最近では、、家庭の中の電化製品、実は、電気自動車から給電しているんですよ、と言う、日産リーフのTVCMが、放映されています。その充電には、住宅だけでなく、ガソリンスタンドならぬ充電スタンドが、必要です。

http://ev.nissan.co.jp/LEAFTOHOME/

100Vで、チンタラのんびりと充電している訳には、行きませんから、こう言った装置の普及が、必要になります。

電圧が、2倍になれば、電流は、半分になりますが、その電圧の波高は、高くなりますから、

電流は、より多く流すこと可能になり、大電流を短時間に流して、充電時間を短縮することが、出来るという原理ですね。

ここでも、電圧、電流が、大きくなると事故の危険性が増えますので、シールド技術の重要性が、大事になります。

電気自自動車のバッテリ部

会場内に展示されていた電気自自動車のバッテリ部です。

トランク内に一杯です。

電気を蓄えると言うことで、注目を浴びているものが、キャパシタです。

まぁ、電解コンデンサですね。

燃料電池自動車などには、リチウムイオンバッテリとウルトラキャパシタが、組み合わされて搭載されています。

その小型版、部品レベルのものが、展示されていましたので、ご紹介します。

次世代キャパシタの研究・開発

このように次世代キャパシタの研究・開発も進んでいるようです。

チョッと変わった技術を紹介しましょう。

東光電気のワイヤレス電力伝送技術です。

文字通りケーブルがありません。

模型の自動車?が、電池搭載かと見間違うように走っていました。

東光電気のワイヤレス電力伝送技術

電力伝送技術は、今後いかに送電ロスを抑えて、効率的に電力、エネルギーを配電するのか、と言うことが、重要になってきます。

いくら自然エネルギーを再生可能なエネルギーだと言っても、送電、配電するには、限りある資源を使わざる得ませんので、大事な技術開発です。

こう言った展示会で、情報を、ネタを収集しつつ、GPC-TQに使えないか?

新製品のヒントは無いか?と日夜うごめいています。

次回のネタも考え中ですから、ご期待下さい。

最後にオーディオ業界には、聞いた事のあるこんな会社も出展していましたが、全く関係は、無いようです。

AET

http://www.aetjapan.com/

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