電源物語

Vol.25:手軽に?出来る「オリジナル電源タップ」の作り方

随分ご無沙汰しています。

すっかり、サボり癖が付いてしまいました。

ネタ切れかと言われれば、その通りなのですが、色々と実名とか差し障りのある事例があるので、今回は自作の手順を、何とか重い腰を上げて書き上げましたので、お付き合い願います。

弊社の「GPC-TQ」もプライベートスタジオを中心に皆様方にご愛用して頂いていますが、それでも、電源機器は、お金が掛かるので、つい、後回し…、と言う方も、多々いらっしゃると思います。

そこで、今回は、手軽に?出来る「オリジナル電源タップ」の作り方、と言うテーマで、取り組んでみたいと思います。

 

a-01◆完成品(電源プラグ側長さ調整失敗…。)

使用機材は、電源BOX(¥700)、電源ケーブル(AET HIN AC¥12,000/m)、電源プラグ(AET PSE-018HR¥4,800)プレート(¥210)、コネクタ(¥350)、レセクタブル(PS Audio Power Port ¥9,500 *手持品代用、色々な選択肢が、あります。) 全て税別価格。

電源ケーブルは、グレードの高い物を使用していますが、通常の電源ケーブルは、2芯+アース線の3線ために、4口の電源タップでは、互いを渡り線によって、直列配線となってしまいます。

つまり、左右で、電流の流れに優先順位が出来てしまいます。

AETのHIN ACは、4芯+アース線2線と言う構成になっていますので、左右を各々独立して結線できますから、均等に電流が流れて、両方に同等の品質が保たれます

http://www.audiotech.jp/audio/ppc/hin_ac_evd.html

レセクタブル側では、効果が大きいのですが、電源プラグ側では、芯線を2本束ねなければならないため、太く作業性に難が生じますが、電気的なメリットを考えると4芯をお勧めします。

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◆PS Audio Power Port 正面

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◆背面

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◆側面

緑のドットが、アメリカのULホスピタルグレードだと言う証です。

日本では、JIS規格のホスピタルグレードで、「H」マークが、付いています。輸入品には、必ずPSEマークが、付いています。

付いていないと事故が起こった際に保険等が、適用されない場合が想定されます。〈PSE〉で、囲われたマークです。必ず、確認してください。

 

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◆電源BOX

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◆プレート

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◆コネクタ(チャック式)

まずは、電源BOXにコネクタを取り付けて、電源ケーブルを通します。 電源BOXとコネクタは、プラスチック製で、ホームセンターや電材屋、秋葉原のガード下、 オヤイデ電気などで、入手できます。

今回は、秋葉原、中央通りガード下のオヤイデ電気で、購入しました。

http://www.oyaide.com/diy/diy2.html

ここにも自作の手順が掲載されていますが、3線の渡り線仕様です。

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◆電源ケーブルは、被膜の皮剥きの作業しやすいように30~50cm引き出しましょう。

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◆オーディオ用のケーブルには、方向性が示してある仕様の物が多いので、必ず確認しましょう。

上記画像右のような場合は、右側が壁コンセント、左側の電源BOXに電気が流れるようにします。

外側の黒い被膜を剥くと薄い白い被膜が現れます。

a-10-400◆約5cm」にカット

高いケーブルは、構造が、複雑ですが、この部分に各ケーブルメーカーのノウハウが、詰まっています。

a-11-400◆アルミのシールド被膜とアクリル緩衝材

アルミシールドは、手で千切れますが、緩衝材は、カッターまたは、良く切れるハサミかニッパーで、切り取ります。

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◆ホット(赤)、コールド(白)、アース線の6線

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◆圧着端子、棒端子を取り付け

芯線のままでも、問題はありませんが、どうしても接触して、ショートする可能性が、高くなりますので、出来るだけ端末処理をすることをお勧めします。

アース線も絶縁ビニールテープを巻いてあります。また、アース線の圧着端子をネジ止めのためにニッパーでカットしています。

a-14◆レセプタクルに取り付け

棒端子を差し込み、ネジで締め付けます。

a-15◆チャック式コネクタ

電源ケーブルの長さを調整して、チャック式コネクタを締めます。

a-16◆電源BOXに取り付けます。

今回は、アメリカのULタイプのレセクタブルを使いましたが、パナソニック電工製の四角いタイプやオヤイデ製、FURUTECH製、AET製のJISホスピタルグレード製など、多種多彩なレセクタブルが、ありますので、色々と試してみて下さい。

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◆電源プラグを取り付けて完成です。

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◆堅い被膜を剥ぐ際は、カッターの刃を回すように切ると良い。

芯線に届いたら、先端を支点に曲げて、チャンと切れていることを確認します。そして、縦に切ると被膜が簡単に取れます。(薄く切れ目が入っています。) こういう作業には、カッターマットが、あると重宝します。

a-01◆完成! 作業時間は、約1時間くらいです。

費用的には、1万円以内、高いケーブル、プラグ、レセクタブルを使うと2~3万円位です。また、忘れた頃に登場しますので、気長にお待ちください。

2014年6月13日

 

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