電源物語

Vol.22:GPC-A1(仮) Inter BEE でお会いしましょう!

21話から2か月ほど空いてしまいました。先月から展示会イベントが、続いています。11月もInter BEEという大事な展示会が控えています。今回はその出し物についてご案内したいと思います。

さて、私のブログや展示会等でご覧になられた方もいらっしゃるかと思いますが、弊社主力商品で唯一のオリジナル商品であるGPC-TQのグレードアップ・バージョンの試作機を造りました。基本的な回路やチョークコイル、ステップアップトランスはGPC-TQの物をそのまま流用し、筐体をオールアルミに変更しています。

GPC-TQもGPC-Tから移行する際、天板を鉄からアルミに変更していますが、その際もオールアルミ化を考えないでは無かったのですが、やはりオールアルミでは筐体が強度的にEIA 1Uには収まらないということから時期尚早と判断して見送った経緯があります。そのため今回の試作機の筐体はEIA2Uに変更しています。

ロゴにはGPC-T となっていますが、便宜上テプラで貼りつけただけで型番は決まっていません。個人的にはアルミ筐体と言うことをアピールしたいのでGPC-Al(仮)と言っています。

では何故アルミ筐体にしたいかと言いますと信濃電気のHSR-1000とHSR-510はアルミ筐体でした。その後のHSR-2000P、HSR-1000Rは大きく重いトランスを搭載するために横型ラックマウント形状では、強度的にアルミではコストアップになってしまうことから鉄製になりました。

 

 

 

 

 

 

←HSR-1000(アルミ)

 

  HSR-1000(鉄)→

 

 

 

 

信濃電気HSR シリーズは簡単に説明すると、商用電源(AC)を直流(DC)に変換して基準正弦波(AC)に作り替えるという動作をしています。 そのために入力段にチョークコイル、出力段にトランスを搭載しています。 チョークコイルやトランスは、磁束密度が高いため出来るだけ磁性体は近くに配置しないことが理想ですが、構造として重く大きいために強度が確保できて価格も安い鉄を使わざるを得ないということが実情です。

しかし、逆を考えれば鉄(磁性体)を使わずに済めば更なる音質向上効果が期待できることも事実です。そこで兼ねてから考えていたオールアルミの筐体を使って試作機を製造してみました。先月のハイエンドショウにおいて行ったデモで商用電源とGPC-TQの比較試聴をしましたが、その後に試作機としてGPC-Al(仮)の比較試聴も行いました。

商用電源とGPC-TQとの比較でも格段にS/N比が良くなり、音場もクリアになりました。オールアルミのGPC-Al(仮)は更にスケール感が向上することが確認できました。ハイエンドショウ終了後には日頃懇意にしていただいているオーディオ評論家の先生にも聴いていただきましたが良い評価をいただいています。

 

 

 

 

 

麻倉怜士先生

 

 

 

フロントパネル等のデザインは、まだ何も考えていない状態ですのでレイアウトはGPC-TQと同じです。今の段階では、試作機の出品ですが来春には商品化したいと考えています。商品の位置付けとしましては、現行のGPC-TQの上位機種として、価格も\250,000.~\220,000.を想定しています。

今後に期待して頂き Inter BEE 2012 弊社ブース(Hall 4 4003)でご覧ください。また弊社取扱いの㈱光城精工の新製品 KATANAを展示いたします。http://www.kojo-seiko.co.jp/同じく㈱AETの電源ケーブル類も展示いたします。http://www.audiotech.jp/

ご来場、お待ちしています。

2012年11月6日

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