m201
2chマイクロホンプリアンプ 機能詳細
フロントパネルのコントロール
A, 24ポジション・ゴールドコンタクト・ゲインスイッチ
それぞれのゲインコントロールは音質を重視した24ポジションのゴールドコンタクトのステップゲインスイッチになっており18dBから64dBを2dBステップで調整可能です。リボンモード時では28dBから74dBを 2dBステップで調整可能になります。
B, バイカラーのLEDピークインジケーター
LEDピークインジケーターはアウトプットの信号をモニターしています。-14dBでグリーンに点灯、+16dBでレッド(点灯してもまだクリッピングの12dB手前です)に点灯します。ピークLEDのインジケーターは各チャンネルごとに微調整することも可能です(詳細は弊社テクニカルサービスまでお問い合わせください)。
C, インプットモードスイッチ
インプットモードスイッチではm201の多彩な入力フォーマットを選択できます。標準の48V、リボンマイクモード、HI-Z入力、またオプション(別売)の130V DPA入力などが選択可能です。
D, 48Vファントム・パワースイッチ
XLRコネクターの2/3番に+48Vファントムパワーを供給します。オンになると赤く点灯します。
E, フェイズ・リバーススイッチ
プリアンプのインプットチャンネルにおいての位相反転を行います。このスイッチはシールドされたプリアンプサーキット上のゴールドコンタクトのリレーとコンタクトされており、音声シグナルを最高の状態に保ったままで位相反転を可能にしています。
F, -20dBパッドスイッチ
インプットシグナルに-20dBのPADを適応します。アクティブになるとアンバーに点灯します。このスイッチはシールドされたプリアンプサーキット上のゴールドコンタクトのリレーとコンタクトされており、音声シグナルを最高の状態に保ったままで-20dBのPADを可能にしています。
このPADサーキットは48V、RIBBON、130VがINPUT MODEで選ばれている時に有効です(HI-Zが選ばれている場合にはPADはかかりません)
G, HI-Z入力(楽器用ハイインピーダンス入力)
1/4"のTRS入力です。フロントパネルのINPUT MODEでHI-Zが選択されている時にのみ有効になります。あらゆるハイインピーダンスのソースにご利用いただけます(ベースやエレクトリックギター、アコースティックギター、キーボードなど)。この入力はバランスのTRSフォーンコネクター、またはアンバランスのTSフォーンコネクターでご利用いただけます。
H, M+S WIDTH コントロール
M-Sレコーディング時にMidとSideシグナルのレシオ比を調整してステレオイメージの広がりをコントロールします。
I, パワースイッチ
プッシュするとグリーンに点灯しオンになります。もう一度プッシュしてスタンバイモードになります。
リアパネル

A, XLRマイクロホンインプット・コネクター
XLRタイプの入力用コネクターです。2番ホットです。
B, XLR出力コネクター
XLRタイプの出力用コネクターです。2番ホットです。
この2つのXLR出力は同時に出力されますので2つのライン信号を例えば2台のレコーダーにセパレートに送出することも可能になります。
C, M-S XLR 出力コネクター
XLRタイプの2つの出力はM-S信号をライン出力します。2番ホットです。
D, IEC ACパワー入力
付属の専用電源ケーブルを接続します。付属のACケーブルをご利用ください。
E, 130V DPA マイク入力 (別売、オプション)
別売のDPA 130Vマイク入力オプション用XLR 4ピンのスペースです
(オプションを選択していない場合にはブランクパネルです)。
F, A/Dコンバーターモジュール (別売、オプション)
別売のA/Dコンバーターモジュール・オプション用のスペースです。(オプションを選択していない場合にはブランクパネルです)。
HI-Z入力について
フロントパネルに用意された1/4"の楽器用はハイインピーダンスDI入力がアクティブになります。このHI-Zモードがアクティブになると自動的にXLR入力は無効となります。2系統のXLR出力からは増幅されたDI入力からの信号が出力されます。48Vファントムスイッチと-20dB PADスイッチは無効化されます。フェイズ・リバーススイッチは有効です。
リボンマイクロホンモードについて
リボンマイクモードではゲインを+10dB増大させるのと同時に、48Vファントムを無効にします。このスイッチによりリボンマイクを使用する際、48Vファントムのオフと+10dBのエクストラゲインをスイッチ1つで行うことができます。リボンマイクスイッチが有効なときに48Vファントムスイッチを入れても何も起こりません。もし48Vファントムをオフにした直後にリボンマイクスイッチを押すと、m201は自動的にファンタムパワーが完全にディスチャージされるまで待ってから、リボンマイクモードへと切り替わります。
更にリボンマイクモードに切り替わるとm201は自動的にインプットのカプリングキャパシターをリレーバイパスさせます。この事によりm201のシグナルパスをシンプル化、リボンマイクに対して考えうる最高のパフォーマンスを達成します。またこのリボンマイクモードは低いアウトプットのダイナミックマイクロホンに対しても大変有効です。
ゲインの調整について
ピークLEDは赤く光った時に プリアンプがクリップする12dB手前です(アンバランス時は6dB)。レコーディング時にたまにLEDがフラッシュする程度は問題ありません。ピークLEDが点灯し続けるような場合はゲインを低く設定するか、-20dBパッドを有効にして再調整してください。
m201でのM-S方式のステレオ・レコーディング
M-Sモードのm201ではMid信号がCh1に、Side信号がCh2に与えられ、左チャンネル出力に入力の"SUM"信号が、右チャンネル出力に入力の"DIFFERENCE"信号がアサインされます。またフロントパネルのM-S WIDTH と書かれたコントローラーではMID信号とSIDE信号のレシオ比をコントロール可能です。(L/Rチャンネルの広がりを調整することが可能です)。
左右のM-S出力は常にアクティブです。つまりch1とch2出力から個別のMIDとSIDE信号を、M-S LEFT / RIGHTのからM-Sデコーディングされた音声を同時に出力する事も可能になります。
