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GRACE design m906サラウンドモニターコントローラー・ユーザーページ 目次


1、サイデラマスタリング オノ・セイゲン様コメント

2、GRACE design代表 Michael Grace からのメッセージ

3、サイデラマスタリング オノ・セイゲン様インタビュー


4、レスパスビジョン様 導入レポート&インタビュー

5、m906ユーザー

6、その他のレビュー記事


Saidera Mastering様m906を導入!

Grace m906は、プロ用機器とハイエンド・オーディオ両方の用途において完璧なデザインである。

自動車の目的が「安全に速く移動できる」であるとすると、オーディオの目的は「コミュニケーション」。

音楽は、作曲家、ミュージシャンにより創られ、ミュージシャンの発した音をリスナーの心に響かせる。プロデューサーやバランス・エンジニアが意図的に味付けする以外は、繊細な部分まで正確に伝えられなければいけない。無意識のうちにもこだわって音を仕上げようとしたら、あるいは迷うことなく素早く精度の高い音に仕上げるには、正確なモニターなしではいい加減な仕上がりになってしまう。どれほど完璧な機能であるかはブロックダイヤグラムを参照。注目すべきはその音質に尽きる。ここで言うクオリティー保証された音質とは、好き嫌いの話ではない。無着色、トランスペアレンツで超ハイスピード、何も加味されない1:1の伝送である。マイキングやミキシング・テクニック、またDSPのアプリケーションは、作品や番組を完成させるために積極的に色付けする道具である。m906で作業をするだけで、同じ道具(ご自分の好きなマイクやスピーカー)を使用しながら、より短時間で正確な仕上がりを保証できる。疑いを感じる方はまず試してみてください。


今後は2chステレオだけでなくサラウンドがスタンダードとなる。現場に求められる道具は、ただ便利なだけではダメで、空間定位の再現性、エンジニアにとってはよりストレスのない正確なモニターが重要なのは言うまでもない。ピアニッシモの立ち上がりから余韻、響きの消え際、空間定位、静寂(サイレンス)など繊細な部分が精密に再現できて、はじめて本当にパワーのある音も正確に再現できる。サイデラ・マスタリングで一番にリファレンスとして導入させてもらった理由である。

プロ用として完璧なスペックを保証した上で、グレースデザインのすごいことは「プロダクツとしての圧倒的な美しさ」(ここは主観の話であるが)である。グレースデザインのプロダクツはオーディオの目的を達成したひとつの形である。

オノ・セイゲン
(有限会社サイデラ・パラディソ主宰/作曲家、録音プロデューサー)






マイケル・グレースから日本の皆様へ

私達はm906をいくつかの理由で開発いたしました。

PCM 24bit/96kHz/192kHz、そしてDSDとハイレゾリューションなマルチチャンネルフォーマットが広まっていく中、エンジニアたちがフルクオリティーの音質を古いアナログコンソールや、コンピューターインターフェース経由でスピーカーをコントロールする困難に遭遇している事実を見てきました。私はエンジニアがレコーダーに録音されているソースの全てを完璧に聴くことのできるシステムを構築できないものかと考えました。DVDやSACDの作品を絶対的な精度で完成させることのできるモニタリングシステムです。

また沢山の新しいスタジオが(PRO TOOLSなどのDAWの普及から)ミキシングコンソールを導入しないスタイルで新設されています。ただモニタリング周辺においては確実にその場合にはスタジオ全体を取りまとめ、沢山の異なるマシンを統括的にコントロールできるモニタリングコントローラーが必要となります。

まず回路をデザインするにあたって優先的に考えた事は完全に目に見えない(原音に対してトランスペアレンツな)アナログ信号のパスを構築することでした。レコーディング素材をモニタリングする場合には、私が聴きたいのはそのレコーディング素材そのものです!m906のコアになっている部分は驚異的にピュアなアナログシグナルパスと精巧なレベルコントロール、そしてハイカレントなアウトプットドライバーです。

次に私が多大な時間を開発に費やしたのはリファレンス品質の優れたD/Aコンバーターの開発でした。m906にDACを組み込むことで、様々な異なるデジタルソースを全く同じ1つのDAコンバーターを通じて比較しながらモニタリングできるようになります。これは私にとって素晴らしいアイデアに思いました。なぜならこの事で純粋に精密にコンピューターの中にあるデジタルのマスターデータとCDプレーヤーの中にCDのデーターの違いを検証することすら可能になるからです。コンピューター側のDACとCDプレーヤーのDACが別物なら公正な比較モニタリングはできませんからね。

m906をあらゆるプロフェッショナルな現場で最もフレキシブルなものとするために、私は全てのチャンネルとインプットに対して細かなレベル・キャリブレーションに対応させることを決めました。この機能によってどんな異なるスピーカーシステムとプレイバックソースの間でも完璧なレベルマッチングを取ることができるようになるのです。DSDセッションにおいても業務用のDSDレコーダーとコンシューマーのSACDプレーヤーのレベルマッチングを完璧にした上で両者をスイッチングする事ができる利点は大きいでしょう。またこのキャリブレーション機能には全ての(最大3セット)のスピーカーシステムに対するに対しても有効です。サラウンド5.1chシステムの各スピーカーの正しいバランスを手元のリモートから完全に構築することができます。

日本のプロフェッショナルエンジニアの方々は大変クオリティーのコントロールに気を使っていると認識しています。
私達はGRACE design m906 サラウンドモニタリングコントローラーを最も信頼でき、それも簡単に使用できるようデザインしています。
付属のm906RCUリモートコントローラーは、m906の多彩な機能を簡単に完璧にコントロールできるようアレンジされています。
そして全てのデザインは業務用機器として末永くご愛用いただけるようデザインされています。

日本では私の敬愛するオノ・セイゲン氏もm906を使用してくれています!彼のレコーディングはどれも素晴らしく、私は彼の大ファンでもあります。彼のような素晴らしいエンジニアやアーティストにm906サラウンドモニタリングシステムや(2ch仕様のm904やm904b+RCU、m902)をご利用いただければこんなにうれしいことはありません。


Michael Grace マイケル・グレース
(GRACE design)
2004年9月のGRACE design Newsletter 特集 Japan Spotlight!にオノ・セイゲン様の記事が掲載されています。
以下日本語訳を制作いたしましたのでお楽しみください!
Grace Design Newsletter - September 2004
Japan Spotlight!
<<User Spotlight >>

Seigen Ono-
Saidera Mastering
Seigen Ono at work

オノ・セイゲン氏は最も素晴らしい輝きをもつモダン・コンポーザーの一人です。モダン・コンポーザーとして音符を拾い集めて発信するだけではなく、もっと大きな視野でその音がリスナーの耳に届くまでをレコーディングやパフォーマンスにおいても管理することは重要な事と言えます。これは大変複雑な任務でもあります。レコードカンパニーが大企業であるほど、彼らは利益を重視するのであり、高い芸術性の追求は困難となるでしょう。

そんな中
オノ・セイゲン氏はモダンミュージック界の中で多くの尊敬を得ています。巧妙にレコーディングされ、ミキシング、マスタリングされた音楽は完全にコントロールされ、結果の極めて美しい、高い芸術性を引き出しているのです。

彼の作品を紐解くにつれ私達は彼がMiles Davis,Arto Lindsey,John Zorn,Lounge Lizards,Kronos Quartetそしてブラジル音楽界の伝説Caetano Velosoなどの驚くべき音楽現場の中心にいる人物であることを学びました。また彼自身の日本における数々のプロジェクトもそのひとつです。

私達はオノ・セイゲン氏を尊敬すべき我々の友人Tom Lazarus(Classic sound)を通じて知ったのです。彼はオノ・セイゲン氏の2001年の作品である『Maria and Maria』のレコーディングに関わっていました。このレコードはオノ・セイゲン氏の数々の作品がそうであるように、スタンダードなステレオ、SACD(DSD)、SACDサラウンドのフォーマットを収録したSACD Hybridディスクの形態で発表されています。

また最近、私は2002年にSaidera Recordsからリリースされている『So Peaceful,Simple and Strong』に全く魅惑され続けています。この美しいレコードは彼らの個性とグループとしてのクリエイティブな表現が絶妙にブレンドされた素晴らしいドキュメントとなっています。非のうちどころない完璧なレコーディングとミックス、そしてマスタリングが施された推薦すべき作品であります。

オノ・セイゲン氏はたいへんなGRACE design製品のファンでもあります。彼はmodel 801マイクプリアンプとm906 5.1サラウンドモニターコントローラーを愛用していてくれています。m906は東京のSaidera ParadisoのディビジョンであるSaidera Masteringにインストールされています。

私達GRACE designはこの注目すべき芸術家の作品に(機材を通して)貢献できることを誠に誇りに思っております。オノ・セイゲン氏が表現する作品は正に全てのミュージックファンとオーディオにプロフェッショナルに携わる方々へ高く評価されるべき、推薦されるべき作品です。

GRACE design : 西洋音楽、コルトレーンやマイルスが、あなたの現在のスタイルや仲間に影響をあたえたと思います。日本の伝統的あるいは現代音楽の影響はどうですか?

Seigen Ono: マイルスやコルトレーンは、スーパーオーディオCDで聞き直しています。凄いです。私が高校生時代には、田舎のレコード店では洋楽と邦楽とクラシックにしか分れていませんでした。(今、思えばそれくらいでいいんです。カテゴライズされていくうちにダメになった)主にラジオとLPを聞いていました。英語の歌詞は全く理解できませんでした。それでも洋楽ポップスとジャズ、ロックでもビートルズよりはジミヘンやプログレッシブなどを、いわゆる歌謡曲、演歌などよりは聞いていましたね。今は英語も理解できるので、全部新曲のように聞こえます。そしてスーパーオーディオCDでは、本当に心からの気持ちが伝わってきますね。

日本人は、自然に生活の中で西洋とは違う日本式の「間」を体験していきます。会話、遊び、寿司や懐石などの食事、神社、お寺、お祭り、禅や武道、華道、茶道、あらゆるものに独特のテンポや、「気」(気配、気持ち、エネルギー)があります。

音符と音符の「間」(時間的スペース)には、時間的な長さ以上に重要な意味があります。そこに「気」もあります。音が立ち上がってから余韻が完全に消えるまで、そこに込められた「気」があり、レコーディングの目的とは、ただ音符が音として出ている部分を記録したり、ミキシングするだけではなく、ここにある「気」を捉えることにあると思います。(つまり「間」、空間や音の消え際を精密に捉えるには、Grace Designのような静寂で精密な道具が不可欠です)


Seigen with Tom Lazarus at Classic Sound, NYC

GRACE design : あなたの音楽は楽曲自体が表象しています。一方で、レコーディングやプロデュースの仕事にはどんなきっかけで係わることになったのでしょう?エンジニア/プロデューサーとしてのスタートは?

Seigen Ono:レコーディングに仕事として係わる以上、音楽を「録音する目的」を理解していないといけません。そこで自分の音楽スタイルを押し付けるのではなく、自分が学んだことで役立つことはみんなにどんどん教えてあげることです。

私はミュージシャンを目指していましたが、若い頃は当然ですがまったくお金になりません。幸運なことに20才の時に音響ハウスに入社できました。スタジオ掃除などからはじめて2年もすると、一通りの仕事はこなせます。いいスタジオ・アシスタントとは、ミュージシャンやクライアントから声をかけられやすい便利屋です。その場で自分はどう行動するかを直感的に判らないといけない。それで2年で独立して、またも幸運なことに清水靖晃、渡辺香津美、坂本龍一、近藤等則、渡辺貞夫(敬称略)とミュージシャン(=クライアント)ネットワークが広がっていきました。1984年にはアート・リンゼイ、ジョン・ゾーン、ビル・ラズウェル、その頃も英語はぜんぜんでした。マンハッタン・トランスファー、ジョー・ジャクソン、オスカー・ピーターソン、キース・ジャレット、ラウンジ・リザース、デビッド・シルヴィアン、多くのブラジルのミュージシャンとも仕事をするようになり、英語はそんな環境で、自然にできるようになるものなんですね。そんな中から録音だけでなく、プロデュースを頼まれたり、いっしょに音楽をつくる機会も増えてきました。プロデューサー、エンジニアである前にミュージシャンですから。ようやく。作曲と料理って似てるんですよ。こだわりや奥深さって言う意味で。

GRACE design : 有限会社サイデラ・パラディソを立ち上げたことについて、この素晴らしいスタジオ設備はどのように生まれてきたのでしょう?

Seigen Ono:1995年に「ヤマハ O2R」が登場しました。当時、私は「AMS Logoc2」が好きで2つの音を比べましたが、デジタル・コンソールではスペックもそれほど変わらない。その頃、マッキントッシュも手ごろな値段になり、前年の自分のアルバムの売上があり、投資できるタイミングだったんです。「タスカム DA-88」などをもっていましたので、フルデジタルでレコーディングからマスタリングまでできるインディペンデントのスタジオを作ることに決めました。「PCM-1630」なども探してきて、「ソニック・ソリューションズ・システム」を導入して、ソニーは「DMR-4000」のシリアル番号の最後のものを作ってくれました。それが「サイデラ・マスタリング」のスタートです。

今では24ビットは当たり前ですが、ヤマハはいち早く「O2R」にビットスプリッティングを入れてくれましたので、「O2R」とDTRSマシンで24ビットのマルチトラック録音をやっていました。小さなシステムの一番のメリットはケーブルが短くていいので、その分、音質がいいです。そして「DPAマイクロホン」「TC M5000」などでほとんどの仕事をこなしてきました。今でもサイデラ・マスタリングで目指すのはハイレゾリューションで、レコーディングからマスタリングまで「ソニー Sonoma」「Genex GX-8500」「Pro Tools|HD3 Accel」「TC electronic SYETEM6000」「Prism Sound ADA-8」などが大活躍しています。もちろんモニターには「m906」、録音では「801」が標準です。

GRACE design :早くからDSDとサラウンド録音に取り組んでいますが、「801」がハイレゾリューション録音にどう必要ですか?またサイデラ・マスタリングでは「m906」の役割は?

Seigen Ono:1988年にSMEでパフィーのアルバム「FEVER FEVER」で、ソニーの銀箱と呼ばれるDSDを使用したのが最初でした。もう一度DSDの音を聞けば他のメディアには戻れません。DSDは、ADのインプットとプレイバックの音の差が自分では判断できないほど、音楽録音には理想的な音質のレコーダーです。ただしケーブルやセッティングにはそれなりに注意が必要です。

もしも音にカラーをつけたいなら、一番最初にすることとは、ミュージシャンの音を聞いて、彼らにこちらで欲しい音を伝えることです。発音や発声が正しければ、マイクのポジション、種類やケーブルの選択によりすべて可能です。そこから先は「801」を使用してレベルをアジャストすればいいのです。ポイントA(原音)とポイントB(スピーカ)が一致すればいいのです。パワーアンプにもカラーがありますが、「シャープSX-300」という256fsの1ビットアンプを使えばカラーはつきません。一度カラーやリバーブがついてしまうと2度ともとには戻りません。カフェオーレにいくらブラックコーヒーを継ぎ足しても決して、ブラックコーヒーにはならないのです。DAコンバーターも同じです。「m906」はもっとも優れたDAとコントロールの両方を実現してくれました。

GRACE design :最後に、有限会社サイデラ・パラディソの次のプロジェクトは何でしょう?また何か私たちに教えてくれることは?

Seigen Ono:サイデラ・レコードでは、今後もハイレゾリューション(DSD録音による)でサラウンドの音楽をプロデュースしていきます。私の1988年の作品「コムデギャルソン/オノ・セイゲン」がようやくスーパーオーディオCDで登場します。

また、私たちの設備や技術をできるだけ多くのミュージシャン、レコード会社、これは個人やインディーズを含めて誰にでも提供していきます。予算が少ないプロジェクトにも必ず対応できますので気軽に問い合わせてください。

音楽は人々の心を豊かにするだけでなく、情緒育成で大きく社会の約に立ちます。「Verve 60周年」のマスタリングでニューヨークまで行ってアナログのオリジナルテープからDSDにコピーしたんですが「スタン・ゲッツ&ジョアン・ジルベルト」「プリーズ・リクエスト/オスカー・ピーターソン・トリオ」「モントゥルー・ジャズ・フェスティヴァルのビル・エヴァンス」「イパネマの娘/アントニオ・カルロス・ジョビン」「エラ・フィッツジェラルド&ルイ・アームストロング」などもう名盤10枚で鳥肌ものでした。いい音楽は人々の心の琴線にふれます。

この先、オーディオではスピーカーが一番難しい壁です。スピーカーというのは視聴者の好きなものでいいと言えますが、いつかグレース・デザインがシャープの1ビット技術などといっしょに作ってくれると面白いと思います。


オノ・セイゲン(Saidera Paradiso Ltd.)


Seigen at Verve


GRACE designユーザー

オノ・セイゲン(Saidera Paraiso)
日本で最も有名なマスタリング/レコーディングエンジニアであり、サイデラマスタリングを運営されています。
エンジニアであると同時に素晴らしいミュージシャン/コンポーザーでもあります。
Art Lindsey,David Sylvian,Lounge Lizarz,Miles Davis,Keith Jarret,Bill Laswell,Joe Jackson,Ryuichi Sakamotoなどなど素晴らしいミュージシャンのセッションに関わってきた素晴らしいサウンドエンジニアです。彼のサラウンドSACDのプロジェクトにはモニタリング環境にm906が、トラッキングにはmodel 801が使われています

江崎友淑(Octavia Records)
最も尊敬できるハイエンドで良質なクラシックミュージックのレコーディングを行っているカンパニーです。彼らはチェコ・フィル・ハーモニー・オーケストラなどをはじめ、数々の著名なクラシカル音楽家、指揮者と頻繁に仕事をしています。またオクタヴィアレコードでは多くのDSDレコーディングによるSACDのリリースを自社で行っており、数え切れないほどの最優秀録音賞を受賞しています。高解像度DSDレコーディングはレコーダーにSONYのSONOMAシステムやGENEXのDSDレコーディングシステムが利用され、DPA4006マイクロホンにはヘッドアンプとして必ずGRACE designのmodel 801Rが利用されています。ホールでの収音において300mも離れた場所から、マイクゲインや位相をコントロールできるリモートマイクプリは、回線の引き回しによる音質劣化を防止できるため高音質レコーディングに非常に効果的です。

ZAK
彼は世界でも有数のカッティングエッジなサウンドクリエーターであり、エンジニアです。彼自身のプライベートスタジオであるST-ROBOは2000年にスタートし、2台のGRACE designマイクプリアンプ model 801が用意されています。16ch用意されたGRACE designのヘッドアンプはPRO TOOLS HDやMERGING PYRAMIXシステムで使われています。Buffalo Daughterの素晴らしいアルバムはDSDレコーディングされSACDでも発売されています。

フジテレビ
最も有名な日本国内のテレビジョンカンパニーともいえるでしょう。彼らのライブコンサート収録にはGRACE design model 801Rが使用されています。

ビクターエンターテンメント
メジャーレコードカンパニーを常にリードする彼らのレコーディングにはGRACE design model 201やLunatecなどがアコースティックなレコーディングで多用されています。







S : 『導入されたきっかけをお聞かせください。』

T:『ミュージッククリップやライブDVD等、音楽系の作品を主に手がけていますが、新しく5.1chのMAスタジオを造ることになりまして、マスタリングを意識した機材を選定することになりました。モニタースピーカーはADAM MP-1が採用されて、5.1chのモニターコントローラーにはGRACE design m906、Martinsound MultiMAX、TASCAM DSM7.1等の候補が挙がりました。

DAコンバーターは常用しているApogee Trak2を考えていましたが、m906を試したところD/Aの音質も素晴らしく、機能面も含めて良かったので採用しました。入力は多数必要でしたが、m906の手前にルーター(YAMAHA DME64N)を挟み解決させました。』




S : 『音質はいかがでしょうか?』

T:『とても解像度が高く、色付けのない音質ですね。高域の伸びも素直で、ADAMのスピーカーとの相性が良く「サラサラ」した気持ちのよい音質で、長時間でも疲れずにしっかりモニターできます。特性がフラットなので、音量を上げても下げてもバランスが崩れないのが素晴らしいです。ヘッドホンアウトの良さも評判通りですが、今のところ使う機会が無いんです、勿体無いですね。




S : 『機能面や使い勝手は?』

T:『ボリュームレベルが数字で表記されているのが、音量を管理するのにとても使いやすいです。ラージとスモールの2つのスピーカーのレベルを簡単にキャリブレーションできるのも便利です。
細かい点では、入力の切り替えやスピーカーの切り替え時にノイズが出ないところも快適です。あと、トークバックの機能が付いているので便利ですね。

スタジオ内にはファンやモーター等を搭載した機材は一切置いていないんです。これはスタジオ内のノイズを排除し、最適な環境で的確なモニターができるようにするためなんですが、m906にはファンが付いていないので、それも採用するポイントになりました。』


S : 『リモートコントローラーに関しては?』

T:『コントローラーは本体から少し距離が離れていますが、接続ケーブルは標準の7mで足りました。サイズも小さく使いやすいですね。コンソールデスクに置くのに丁度良く、ルックスもカッコいいです。』


S : 『クライアントの評判はいかがでしょうか。』

T:『上々です!』


S : 『ありがとうございました。』








m906ユーザー

NHK技術放送研究所様、

KIM STUDIO様、
フジテレビジョン様
オフィス・イン・ビレッジ様、
オノ・セイゲン(Saidera Paradiso)様
サウンドクルースタジオ様、
レスパスビジョン様
Gateway Mastering、









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m906 in Pro Audio Review by Tom Jung