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MODEL 801R

8chリモートコントロール・マイクロホンプリアンプ

MODEL801Rは世界的に高い評価を得ている8chマイクプリアンプMODEL 801のリモートコントロール・バージョンです。可変抵抗を一切使用しない音質重視の1.5dBステップゲインコントロールと究極ともいえる回路構成は、素晴らしい音質を実現。一台のRCU(リモートコントローラー)から最大8台、64ch分のMODEL 801Rを最大約300m離れた場所からコントロール可能です。信号の伝達にはシリアルプロトコル方式を採用している為、非常に高速で安定したデータ転送を実現しています。シーンメモリー&リコール、ステレオもしくは、マルチトラック管理に便利なグルーピング機能、各チャンネルへの
アクセスが容易なプッシュボタン式エンコーダー、フェイズリバース、メーターのピークホールド調整、大型LCDディスプレイ、48Vファントム電源、ミュート等の機能は、あらゆるプロフェッショナルスタジオ、ライブレコーディングへの使用に最適なパフォーマンスを発揮いたします。

OVER VIEW

801Rシステムは8チャンネルのプリアンプシャーシ、パワーサプライ、リモートコントローラーのRCUで構成されています。プリアンプシャーシには2系統のPhillips I2C Bus Connector(D-Sub 9ピン)とMIDIのイン/アウトが備え付けられています。プリアンプはRCUもしくはMIDI経由で、又は直接フロントパネルからコントロールする事ができます。RCUは双方向性のデータリンクが可能なI2C経由でプリアンプシャーシに接続可能です。(MIDIへの対応は将来的なアップデートにて対応。)


Please Note

ご注意!

9ピンのI2Cコネクターは専用のインターフェイスです。RS-232、RS-422または、レコーディングスタジオで使われている他のシリアルプロトコルを基本とした9ピンコネクターとは互換性はありません。801RやRCUを他の設備、機器とは絶対に接続しないでください!

RCU(リモートコントローラー)は複数のプリアンプシャーシをコントロールする事ができます。I2Cケーブルを使用し8台までのプリアンプシャーシを数珠つなぎにする事により、システム全体をRCUからコントロールする事が可能です。

■Channel Modes(チャンネルモード)

電源を入れた時に最初に選択されるモードです。チャンネルモードではDATAコントロール・ノブを使用し、8チャンネルのうちの各チャンネルにアクセスできます。チャンネルを設定すると+48Vファントムパワー、位相反転、ゲイン調整のコントロールが可能です。+48Vファントムパワー、位相反転はパネル上の各ボタンで切り替え可能です。DATAコントロール・ノブを一度押す事でゲインコントロールのモードに入ります。ハイライト表示されている部分をDATAコントロール・ノブを回す事でゲイン調整が可能です。ゲインコントロールのモードからチャンネルモードに戻るには、もう一度DATAコントロール・ノブを押します。各チャンネルセクションの右側にある棒グラフ上のピークメーターは15セグメントに分割され、プリアンプ出力の-35dBuから+25dBuを示します。マルチのプリアンプシステムであるRCUのチャンネルモードによってページをめくる感覚でプリアンプからプリアンプへの操作が可能です。例えば2台(16ch)のシステムでは、1ページめにchの1-8chを、2ページめにchの9-16chを表示させる事が可能です。ch8にカーソルがある時にDATAコントロール・ノブを右回りに一度クリックするとch9が選択され次のページが表示されます


■SET UP MODE(セットアップモード)

セットアップモードでは多様なセットアップオプションに対してのメニューが用意されています。MODEセレクト用プッシュボタンを押す事で、あらゆるセットアップ画面に切り替えが可能です。

・プリアンプ I.D

各プリアンプに独自のI.Dナンバーを指定できます。またプリアンプのI.Dナンバーにチャンネルナンバーを割り当て可能です。例えばI.Dナンバー1はch1-8、I.Dナンバー2はch9-16..........I.Dナンバー8はch57-64といった設定となります。DATAコントロール・ノブを一度押すと、DATAコントロール・ノブを回してI.Dナンバーを切り替える事が可能です。セッティングを保存したい時は、もう一度DATAコントロール・ノブを押します。複数の801Rプリアンプを使用する場合、I.Dナンバーの設定は非常に重要となります。

・ピーク・スレッショルド

それぞれの801Rプリアンプは、ピーク値の発生をキープします。チャンネルがピーク値を記録すると、画面上のそのチャンネルの横に“PEAK”の文字が表れます。パネル上のPEAKボタンを押すと、表示されているチャンネルの全てのピーク値のキープをリセットします。ピークスレッショルドの値は、DATAコントロール・ノブを一度押し、希望のスレッショルドレベルまでDATAコントロール・ノブを回して調整が可能です(10〜25dB、3dBステップ)。設定を保存するには再度DATAコントロール・ノブを押してください。

・ピーク・ホールド

ピークホールドのホールド・タイム(保持時間)を調整可能です。1秒、3秒、10秒もしくは、無限大で設定が可能です。

・プリセット

801Rプリアンプの各チャンネルにおける設定は、10シーンまでユーザーによる保存/呼び出しが可能です。プリセットナンバー1〜10がユーザープリセットとして利用可能です。PresetのページにあるRECALL(呼び出し)または、STORE(保存)を選び、希望のプリセットナンバーを選択した後、DATAコントロール・ノブをクリック&プッシュして操作を行います。

・ディスプレイ・コントラスト

様々な角度からでも見やすいように、ディスプレイ表示のコントラストを数値6〜150の間で調整可能です。

・バックライト・コントロール

ディスプレイLCD表示のバックライトは、必要に応じてオン/オフが可能です。

■グループモード

グループモードでは隣接した2つ〜8つのchをグループ化して、ゲインコントロール可能です。1つの楽器にステレオまたは、複数のマイクロホンを使用する場合にこのモードは非常に有効です。GROUPと書かれたプッシュボタンを押すとグループモードが有効となります。“Group Mode Active”の文字が表れます。グルーピングする範囲を定めるには、グループに含めるチャンネルの左側にカーソルを置き、グループボタンを押しながらDATAコントロール・ノブを右回りに回します。チャンネルをグループに追加するとチャンネルとチャンネルの間にあった分割線が消えます。調整は通常のチャンネルモードと同じです。グループを解除するには、グループになっている最も右側のチャンネルにカーソルを置き、グループボタンを押しながらDATAコントロール・ノブを左回りに回します。チャンネルがグループから解除されるとチャンネル間の分割線が再び表れます。

■インスタレーション

2.8mのDCパワーコードは電源ユニットを801Rプリアンプユニットに接続する為のものです。このコードは両端に円形9ピンコネクターを持っています。AC電源を入れる前に、このDCパワーコードを接続するようにしてください。これにより不正な電力シークエンスがオーディオ回路に損傷を与えるのを防ぎます。また低レベルのノイズ侵入が心配な場合は、電源ユニットをプリアンプ本体から1mほど離した場所に設置する事をお勧めいたします。標準のAC電源ケーブルが付属しています。グラウンドアースに接続可能な場合は接続してください。またグラウンドループからのノイズが発生した場合ジャンパーのセッティングによりシャーシグラウンドからオーディオグラウンドを独立させる事も可能です。


・REMOTE UNIT POWER CONNECTION

RCUはACアダプターにて電源を供給されます。RCUに電力を供給する前に I2C データケーブルを接続する事をお勧めいたします。


・AUDIO CONNECTION

入力/出力接続には、2番ホットのXLRタイプを使用します。48Vファントムは、2/3番ピンから供給されます。

・DATA CONNECTIONS

RCUのプリアンプデーターの接続には、 I2Cデータケーブルを使用します。このケーブルの両端には9PIN D-SUBのオスコネクターがついています。このデーターケーブルは約300mまで延長が可能です。複数の801Rプリアンプをカスケードする場合は、片方の801Rの I2C アウトコネクターから、もう一方の I2C インコネクターに9ピンI I2C ケーブルを接続します。