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接続方法

RNC1773はアンバランスでの接続に対応しています。ノーマル・オペレート・レヴェルは0dBです。
機器との接続には2以下の通りの方法があります。


・TRSインサート・ケーブルを使用する。

Tip-Ring-Sleeveタイプのバランスケーブルを2本使用するだけで、ミキサーの各チャンネルにRNCをインサートできます。




・通常のセッティング時

 通常のTip-Sleeveタイプのケーブルを使用してフル・ステレオ接続する場合には、4本のケーブルを使用します。




・SIDECHAIN端子を利用した接続

バックパネルにあるサイドチェイン端子を利用する事により、外部機器をRNC1773にインサートする事ができます。STEREO DE-ESSINGやDUCKING等に応用できます。
以下に接続の例を示してあります。


DE-ESSING

音声に含まれる耳障りな高周波の成分を抑える事で子音(シビランス)によるレベルオーバーや聴きにくさを補正する事をディエッシングといいます。RNC1773では外部EQと以下の様に接続する事でディエッシングが可能になります。




DUCKING

放送局などで使われるボリューム・リダクションの手法です。(ナレーターが喋り始めると音楽のボリュームが下がる。)以下の様に接続します。





NORMAL MODE

ノーマルモードで使用する場合、必ずパネル上の SUPER NICEのインジケーター・ランプが消えている事とBYPASSモードのLEDが消えている事をご確認下さい。

ノーマル・モードではかすかで微妙なコンプレッション・サウンドから、積極的なコンプレッション.サウンドまで好み通りの幅広い音作りが可能です。
以下に代表的なコンプレッション・サウンドのセッティング例を示してありますので参考にしてください。

・SUBTLE COMPRESSION(かすかで微妙なコンプレッション)

 RATIOを1:1から6:1の間に保ち、ATTACKタイムは2.0msecもしくはそれ以上、RELEASEタイムは1.0msec以上にセットすべきです。GAIN REDUCTIONレベルが最大で6〜8dB程得られる様にTHRESHOLDを設定します。

・PUMPIN' & BREATHIN'(積極的な音作りの為のコンプレッション)

 1960〜70'sのつぶれたドラム・サウンドに代表される強烈なオーバーリミッティングを得るには, RATIOを6:1〜10:1に、RELEASEタイムをテイストに応じて0.3msec〜1.0msecの間で可変させます。THRESHOLDの設定は8〜12dBのGAIN REDUCTIONを得られる様に調整します。

・MAXIMUM CONTROL (最大限のシグナルを得る為のコンプレッション)

 RATIOを25:1に、ATTACKタイムを最高に速く(0.2msec)設定します。RELEASEタイムはソースのテイストに合わせて調整ください。THRESHOLDは低めの設定でコンプレッションが低いレベルよりスタートし最大のレベルをコントロールできるように調整します。




SUPER NICE MODE


スーパーナイスモード使用の場合はパネルのSUPER NICEスイッチを押し、インジケーターランプが点いている事とBYPASSモードのオフをご確認下さい。

スーパーナイスモードでは全てのつまみ位置が時計の12時方向になっている状態から調整をはじめます。


1)THRESHOLDの設定
  音源の中で一番大きなゲインを持つ部分でGAIN REDUCTIONが8dBを越えない様に調整するのが一般的です。また、8dBを越えるGAIN REDUCTIONを実行したとしても、RNC1773はまだナチュラルな音像を保ちます。

2)ATTACKタイムの調整
  ATTACKの設定を12時の設定から減少(時計と逆廻りの方向)させる事によって、よりアグレッシヴなサウンドを得られます。

3)RATIOの調整
 満足する音が得られるまで、RATIOノブを12時の設定から時計廻り方向に調整します。
   
4)RELEASEタイムの調整
  一般的にRELEASEの設定は音源にパンチを与えます。短め(時計と逆廻りの方向)の設定ではよりパンチのある音になります。最もナチュラルなサウンドに近ずけたい  場合は0.5msec周辺(12時〜5時位)に設定する事をお勧めいたします。

5)GAIN コントロールの調整
  GAIN REDUCTIONがどの位の量行われているかによってGAINの値を決定すると良いでしょう。もし6〜8dBのGAIN REDUCTIONを実行しているのなら、目安となるGAINのセッティングは約+6〜8dBという事になります。



上図の様にスーパーナイスモードでは3層のコンプレッサーをカスケードする事によって得られる最高のシグナルを、なんと1/3サイズの中におさめています。アタックが潰れないので2ミックスやボーカル、生楽器のかけ録りにも最適です。