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コンプレッサー/リミッター ビンテージサウンド

Example Setting

MIX DOWN and MASTERING

2トラックのミックスソースにFATSOを使用する事でスィートな高域、ファットなローエンドを特徴とするアナログテープレコーダーで録音したようなサウンドに変化させる事が可能です。この場合BUSSタイプのコンプレッサーを選択して、ハイをソフトにするためWARMTHを、ローエンドに温かいハーモニクスとエッジが欲しい場合はTRANNYをオンにします。

もちろん多少の効果のみを狙う場合はコンプレッサーをオフにします。0dB VUのLEDが点く位までインプットを調整します。まずこの地点でアナログテープのような素晴しいサーチュレーションが微量追加されています。次にTRANNYを必要であればオン、この事でローエンドが素晴しい温かみを得るでしょう。デジタルレコーディングには正に必要なサウンドでしょう。またアナログテープのような質感が必要な場合はWARMTHを使用してみます。1-5のWARMTHはサウンドに素晴しいアナログ感を加味します。

ミックスに素晴しいアナログ感と音圧を簡単にプラスできます。

DJ Level Controler

FATSOをDJミキサーと組合わせてファットなサウンドでクラブDJをプレイ可能です。BUSSコンプレッサーはレベルを均一化して、WARMTHはトップエンドをEQしたような質感を、TRANNYはローエンドをタイトにするでしょう。

VOCAL

FATSOをボーカルに使用する方法は沢山のチョイスがあります。録音時に使用する場合はTRACKINGコンプレッサーが最適です(緑(BUSS)と黄(G.P)の両方のLEDが点灯)。これはUrei LN1176タイプの速いアタックとリリースが特徴のプリセットです。ダイナミックなボーカルスタイルなら10dBほどのコンプレッションが理想です。またSPANKコンプレッサーを選ぶとピークを素早く捕らえることが可能です。もしトップエンドが納得いかない場合はWARMTHを追加します。6dBくらいのWARMTHがピークで得られる程度が良いでしょう。これはディエッシングではありませんが耳障りなシビラントに非常に有効です。またヒスノイズにも有効です。TRANNYはローエンドを温かくします。また非常に低い周波数を多少ロールオフできます。

BASS

FATSOはベースサウンドに非常に効果的です。ベースサウンドがピュア過ぎる場合TRANNYとサーチュレーション回路が最適です。アッパーハーモニクスが追加されればサウンドは非常にミュージカルな響きになります。ダイレクトベースのサウンドが見違えるでしょう。またFATSOのコンプレッサーセクションはベースに最適です。BUSSコンプレッサーはダイナミクスやトランジエントを失わずスムースなニーを実現します。またグランジな効果を与えたい場合はインプットを上げてください。GPコンプレッサーを選択するとロングリリースを得ることができます。SPANKコンプレッサーは最高にアグレッシブなサウンドになります。またWARMTHコントロールはトレブリィーでオーバーEQなベースサウンドを温かくなじんだサウンドに出来ます。

ELECTRIC GUITAR

非常に幅広い利用法が考えられます。エッジのあるアタック感にはTRACKINGコンプが最適です。もしギターがダイナミック過ぎると感じる場合はFATSO特有のサーチュレーションとコンプ、そしてTRANNYがその解決策となるでしょう。ギターサウンドにもっとファットなタッチが必要な場合はBUSSタイプのコンプレッサーを試してください。アタック感を失うことなく効果が得られるでしょう。ピーキーなサウンドをもつギターにはWARMTHコントロールのダイナミック・アクションは素晴しくスムースに反応します。TRANNYはミッドレンジのフォーカスに効果的です。ハーモニックスがローとミッドに加わりTRACKINGコンプレッサーと組合わせたスムースなソロギターに最適です。COMPRESSORから先に調整することを忘れないでください!WARMTHはやTRANNYはCOMPRESSORの設定に関連してサウンドが変わります!

ACOUSTIC GUITAR

つまびくタイプの楽器にはFATSOのプロセッシングが素晴しい効果を生出します。FATSOはギリシアのエスニックな楽器にも良く使われ、GRAMMYで、アテネのクラブで、大きな評価も得ているほどです。もちろんアコースティックギターにも素晴らしい効果を与えてくれます。TRACKINGコンプ(緑(BUSS)と黄(G.P)のLEDが両方点灯)を最初に試しましょう。この設定による速いアタックはピッキングノイズをアテネートし、サスティーンを伸ばし、フルサウンドで"Glassy"なサウンドを生出します。またWARMTH回路はピッキングのエッジを簡単に捕えることができます。ソロ楽器にノートごとのアタックを失わず、より音圧のあるサウンドを生出せます。また時に楽器のダイナミックレンジを確保しつつ少しだけスムースな感じを加えたいと思うでしょう。WARMTHこそこの用途に最適です。WARMTHを3-10dBくらいのHFアテネーションがかかるくらいに調整するとナチュラルなサウンドになります。アコースティックギターにFATSOを使えばサウンドは明快になりEQをするより明らかに良くなります。

PIANO / KEYBOARDS

アコースティックピアノは通常アタックを少し低く、サスティーンを多くすればミックスにフィットすることが多いでしょう(例外は沢山ありますが・・)。ブルース・ホンズビーのようなピアノ(生ピアノまたはリアルなサンプリング音源)はミディアムなアタックとリリースを持っています。BUSSタイプのコンプレッサーセッティングはホットでピークに多少の荒々しさをプラスします。TRACKINGタイプでは速いアタック、GPタイプも試す価値があるでしょう。もし濃密なミックスが必要ならSPANKでダイナミックレンジを平らにならし、ダイナミックレンジをスムースにダウンすることができます。これはあのBEATLESの作品などではよく聞かれるサウンドです。非常に濃密な楽器アレンジの中でピアノがしっかりと聞こえてくる素晴らしくクラシックなサウンドです。グランジまたはサーチュレーションのパートではFATSOはKEYBOARDやPIANOに温かみを加えられます。WARMTHを使えばエッジをソフトにしてリッチな音質に仕上げます。サンプル音源やキーボードの平坦なサウンドを素晴しいアナログ感で生き生きと甦らせます。

DRUMS

FATSOのサーチュレート回路はBYPASS時以外は常に信号に加えられます。ピークを3-6dB平均レベルでスムースにしています。ディストーションインジケーターのLED、0VUと赤のPinned LEDはシグナルの状態をモニターするのに最適です。FATSOのWARMTH回路でアナログテープのようなトップエンドをスムースにしたサウンドを試してみましょう。5-10dBのWARMTHが最適です。かけすぎるとサウンドのナチュラルさが失われます!タンバリンなどにも試してみましょう。納得いかないデジタルレコーダーに録音された嫌なエッジ感が、素晴しく馴染んだアナログ感を含んだ温かいサウンドとなります。

SNARE/KICK/TOMS

もしベーシックなサウンドを失いたくなければBUSSコンプレッサーをまずトライしましょう。大変ジェントルなスローコンプはトランジエントを失いません。オーバーEQされていたり、ナチュラルさを失ってしまったサウンドにはWARMTHを施します。スネアのダイナミックなヒットには8-10kが強調されますが、WARMTHで5-10dBのハイフリーケンシーへのリダクション効果を与えることで耳障りなエッジを除去してスムースにすることが可能です。KICKにもWARMTHでハイフリーケンシーへのサーチュレートをプラスすると良いでしょう。TRANNYも効果的です。TRANNY回路によって加えられるローエンドへのアッパーハーモニクスはブーミーな 帯域をロールオフした後のサウンドに力強さを与えます。

OVERHEAD MIC

オーバーヘッドのシンバルサウンドにはWARMTHを4-5にすると最高にスムースなサウンドとなります。シンバルのフロントエッジは大変素晴しく変化します!!

ROOM MIC

大半のジェントルなルームマイクのコンプレッションにはBUSSタイプが最適です。しかしながら現代的な過激なルームマイクコンプレッション(リミッティング)にはTRACKINGタイプも良いでしょう。このタイプは幅広く1dBから10dBのゲインリダクションを与えてくれます。またSPAMKはDISTRESSOR-B.I.OのNUKEのようなサスティーンを持ちます。15-20dBのコンプレッションはまさにLED ZEPPELINのジョンボーナムの素晴しいアナログドラムサウンドを創り出します。

DISTORTION DEVICE

FATSOは大変素晴しくスムースなディストーション(ハーモニクス)を20%まで調整可能です。FATSOを歪むエフェクターとして使うパターンもあります。WARMTHは低いハーモニクスを平らにして、ハーシュなディストーションをロールオフします。TRANNYは50Hz付近のサウンドに2次/3次のハーモニクスを加えサウンドを温かくします。ギターやベースを直接入力したい場合は外部にD.Iなどを通しインピーダンスマッチングを行ってください。

EFFECTS WARMER

デジタルディレイのサウンドをFATSOを使ってアナログのテープディレイのように変化させてみましょう。BUSSコンプを選び、WARMTHを少し加えます。TRANNYで低域を少しロールオフして、低域の周波数にハーモニクスを加えます。デジタルデバイスがまるでアナログデバイスのような響きを持つでしょう!







Vintage Classic Emulation

FATSOは非常にクラッシックなサウンドを再現するのにも最適です。正しいセッティングによって、クラシックなゲイン・コントロール・エレメントである、オプト・カプラー、FET、2極/3極チューブ・バイアス、MUタイプのモジュレーションなど多彩なクラシックサウンドが高いレベルで再現可能です。

セッティング例

■LA2、LA3、LA4、DeMaria、MeekなどのOPTO-VCA/真空管モデル

COMPRESSOR TYPE GP

TRANNY ON

INPUT/OUTPUTを調整してサウンド調整をおこなってください。

FATSOのLEDメーターはオールド機器のVUメーターより素早く反応しますので、多少ハードにインプットを入れても大丈夫です(ピークで10-20dB)。

■dBX 160

COMPRESSOR TYPE BUSS または GP

TRANNY OFF


■LN1176

COMPRESSOR TYPE TRACKING(緑と黄のLEDが両方点灯)

■SSLタイプのバスコンプレッション

COMPRESSOR TYPE BUSS

TRANNY OFF

■SSLのトークバックコンプ/Fairchild 670タイプ

COMPRESSOR TYPE SPANK !

過激なルームマイクサウンドです。