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マスキング音響工事
小さな音が大きな音にかき消されてしまう効果をマスキングといいます。
気になる騒音があっても他の音にマスキングされると心理的には気にならなくなりますので、物理的に騒音そのものを下げることと同じように対策効果としては有効です。
しかしマスクキングする音がさらに大きな騒音源として不快であってはなりません。
NHK番組の調査では「童謡」「クラシック」「自然の音」を聴きながら仕事を行ない、最も集中力が発揮されたのは「自然の音」であったという結果があります。音楽とは異なり興味を持たない、脳波が反応しない、つまり「音」と認識しない音で周囲の騒音をマスキングし作業に集中するということです。
さらにオフィス全体にマスキング音を流し、他の部署の会話やノイズ等を伝わりにくくすることで効果があるとの報告もあります。
オフィスサーバーの騒音対策にもマスキング効果は利用でき、さらに活用しだいでは集中力を上げ仕事効率アップ、会社業績を伸ばす重要なキーワードともなることでしょう。
音響技術の観点からは以下の要因が重要と考えます。
● サーバー騒音のマスキングには周波数、音色の似ているもの、広帯域で連続的な音が良い。たとえば「波の音」「せせらぎ」等はOK。鳥の声は帯域が狭く断続的なのでNG。
● 通常のオーディオスピーカーでは指向性のある集中音源となってしまうので室内全体での対策には不向き。無指向スピーカーや天井埋め込み等を複数設置して適切な音圧分布、音場コントロールを行なう(ミニコンポ等では不適)
● 品質の高い機器システムを構築し、高音質で心地よいサウンドとなるように配慮する
● 専門的な設計、施工工事が重要(一般の設備業者、音響業者では不適)
● それぞれのオフィスで異なる諸事情に対し個別対応で音響調整、効果検証、再調整を行なう。音色、音量について最も効果の高い条件を長期間に渡り統計調査を実施する。長期的な技術サポートが重要
メリット、デメリット(ラックでの対策と比較して)
dBseries消音型ラックでの対策では騒音そのものを物理的に低減しますので普遍的な効果があります。
マスキングでの対策では物理的な騒音レベルは変わらず、心理的効果を狙ったものとなります。統計的には効果が実証されますが、人それぞれの主観的感覚的な面では必ずしも普遍的であるとは限りません。
dBseries消音型ラックでの対策では既存ラックを入れ替え、サーバーシステムに対し新たな設置、配置を行ないます。
マスキングでの対策では既存システムには一切触れません。たとえばリース契約の都合により既存ラックが撤去できない等には有効。
マスキングでの対策では通常のBGM装置としての活用も出来ます。好きな音楽を聴くことによりリラックスし、または集中力を発揮される方もいることでしょう。音環境と心理的効果は多くの研究がされていますので、検索、ご調査されることをおすすめします。
また、多くの自然音CDもリリースされています。
マスキング音響工事で設置する装置はお客様が自由にご使用いただけることが特徴であり、好きな自然音、好きな音楽が聴けます。インターネットラジオを接続すれば一日中好きなジャンルの音でオフィス内を包み込むことも可能です。その中で特にサーバー騒音の対策や仕事への集中が高いと思われる手法を取り入れることにより、2次的、3次的な付加価値のある心理的なメリットの大きい音響装置としてお役に立てることが出来ます。
闇雲に自然音やBGMを流すのではなく、物理的、心理的、統計的な要因に基づいた方法があります。
心地よい音質でオフィス全体の音環境をプロデュースする音響システムプランニングをご案内いたします。是非ご相談ください。
マスキング音響工事 ご相談窓口

参考ページ
http://www.2ndstaff.com/install/office-main.html
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