テストは都内にある日東紡音響エンジニアリング様で行われた。
無響音室内の様子。防音扉を閉めるともちろん全く音の反響が無い。
セッティング開始。扉を閉めるとさすがに気味が悪いので開けておく。自然の反響が無いとここまで不気味かと実感。自然の力に感謝する気持ちがいや増す。
まずはdBSeries消音ラックをセットしない状態でチェック。Mac本体(G3/White)、デジデザイン純正拡張シャーシ(かなりうるさい!)、デジドライブ、Pro Tools I/O類を設置。
もちろんPro Toolsを立ち上げ、デジドライブに目一杯アクセスさせドライブノイズを発生させる。
測定にはRION製の専用マイクロホンを使用。その他B&K等も用意されていた。
同じくRION社製の精密騒音計、周波数別分析器などを使用し細かに測定されていく。
次はdB Series消音ラックに機器を組み込む。
前面パネルを閉じていよいよ測定開始。消音ラック無しの時と同条件でPro Toolsをスタートさせる。
周波数別の測定結果が・・・。息を飲む瞬間!
結果は予想を見事に上回る性能!詳細は下の実験結果にグラフと解説で示しました。
日東紡エンジニアリングのエンジニアと更に今後の改良点について話しあう。プロフェッショナル現場での静けさの基準としては充分な性能との事だったが、更なる進歩を目指して貴重なアドバイスをたくさん頂きました。

測定結果の詳細


無響音室での騒音測定では、コントロールルームに必要とされる騒音許容NC値(NC25〜20)を完全に下回る実証されました。NC値とは室内の空調騒音のような広帯域騒音の防止計画などに適用される評価曲線で、特に中高音の暗騒音を十分低くするため評価基準です。一般環境の感覚量としては『公園のセミの声』から『里山周辺深夜』くらいになったイメージです。ラックの総合性能としての試験方法を取りましたので、消音器の部分だけの性能としてはこの数値をさらに大きく上回る音量減衰が行われています。『多段膨張室型』消音器を採用しなければ絶対に達成できない性能です。

測定環境
Power Mac G3
デジドライブ(Cheetah 10,000rpm)
拡張シャーシ7スロット
PRO TOOLS I/O(ラックI/O)
無響音にて測定マイク距離 1m(高さ1.2m)
測定機器
測定騒音計 RION NA-41
周波数分析器 RION SA-27
騒音レベルdB(A)と各オクターブバンド周波数の
10秒間のエネルギー平均値(Lep)の測定
協力;日東紡エンジニアリング(株)