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リボンマイクロホンのムービングエレメントには1/2 〜 2+1/2ミクロン程の非常に薄いアルミ箔が使用されています。リボンマイクロホンの歴史が始まった時点からムービングエレメントには薄いアルミ箔がずっと使われ続けています。
このアルミ箔については様々な問題点が指摘されてきました。質量に関して、物理的慣性において、また引っ張り強度には強いのだが曲げに弱いため圧力がかかった後にオリジナルのシェイプに戻りにくいのも難点です。つまり吹かれに対してたいへん弱いとも言えます。
そんなアルミニウムリボンの代替素材としてあらゆる試行錯誤が行われたこともありました。マイラー(デュポン社製ポリエステルフィルム)、チタンフォイル、ジュラルミンなどのアルミニウム合金 などが過去に試されましたがどれも高い評価を得るには至りませんでした。
カーボンファイバーやカーボンナノチューブ、ポリマー基質などの高分子化合物はアルミニウムリボンの代替となりうる有力候補です。ナノメーターレンジでのアッセンブリーテクニックは現在急激に発展しておりコンシュマー、メディアカルその他の科学的なフィールドで生産体制に入っているので生産も難しいことではありません。
カーボンナノチューブによるリボントランスデューサーは繊細で微妙なアコースティックを伝えるのに最適です。これらは既に医療用の超音波検査機でその高い性能を証明しています。この新世代のサウンドセンサーは優れたS/N、素晴らしいセンシティビティ、正確な周波数特性とインパルスレスポンスそして何よりも頑丈で壊れにくいのが特徴です。
この優れたカーボンナノチューブ素材のリボントランスデューサーはCrowley and Trippマイクロホンの全てのラインナップに採用されています。
最も音楽的な繊細さに溢れた、新しいリボンマイクサウンドを提供いたします。
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