サウンドレビュー


レコーディングエンジニア 牧野"Q"英司様
Crowley and Tripp Studio Vocalist サウンドレポート
『RCA-77DXとColes4038を比較対象に、ドラムスのオーバートップと女性ボーカルに試してみましたが、Studio Vocalistはリボンマイクの音なのに高域が綺麗に伸びていて、ハイファイに近い印象を持ちました。高級感のあるリボンマイクという感じがして、非常に良かったですね。』
『リボンマイクは、コンデンサーマイクでは拾ってしまうようなシンバル等のアタックのピークを抑えることができるので、オーバートップにもよく使っていますが、一般的なリボンマイクだと高域の伸びが抑えられてヌルい感じがするのに、Studio Vocalistの場合は高域まで伸びていて、リボンマイクとコンデンサーマイクの必要な部分を持ち合わせている感じがしました。』
『ボーカルではNeumann U67とも聴き比べてみましたが、U67は周波数特性が広く音像に拡がりを持っていますが、Studio VocalistはU67の音像の拡がりを抑えてタイトにしたような印象です。近接効果も予想していたほど気にならず、S/Nも良かったです。曲によってはとても合うと思います。今回は試せませんでしたが、エレキギターやブラス等も良い感じで録れそうですね。』 【レコーディングエンジニア 牧野"Q"英司様】
Anthony J. Resta (Engineer and Producer)

9枚ものゴールド&プラティナムレコードを持つエンジニア・プロデューサー。Collective Soul, Duran Duran, Megadeth, Elton John, Full Devil Jacket, Donna Delory, Nuno Bettencourt などとの仕事に評価が高い。
『Crowley and Trippのリボンマイクロホンはあらゆるサウンドソースに対して使える!例えば男女問わずリードボーカルに、ギターアンプ、パーカッション、ルームアンビエント、アコースティックギター、フリューゲルホーン、トランペット、サックス・・・などなど・・・僕のプロダクションにおける作品の品質を確実に向上させた!このリボンマイクは完全に独自のクオリティーとキャラクターを持っている。イクレディブルなリアリズム、明瞭さ、フルレンジなクリア感、細部に渡る表現性、そしてオープンで抜ける高域・・・正直言って私が使ってきたどんなリボンマイクより優れている!そしてこの製品のサイエンス的なバックグラウンドも革新的だ。
このマイクロホンは現代にアナログを連れ戻すに十分だ!』
Greg Snedeker(クラシック/ジャズミュージシャン、エンジニア、プロデューサー)
『Studio Vocalist リボンマイクをこの数週間使っている。このマイクはクロースにセットしても、少し距離を置いても素晴らしい。更にソロのアコースティック楽器にも最高だ。ボストンモダンオーケストラのBrad Michaelと仕事をしてクラリネットやフルオーケストラを録音した。DSDサラウンドの録音で、ミレニアのプリ+マイトナーのADC+Pyramixで最高のクラリネットが録音できた。
またアコースティックベースのレコーディングでは2フィート後ろ、オフアクシスでグレイトなサウンドを得られた。またボーカル録音時のクロースマイキングではポップスクリーンを用いた。スムースでナチュラルなレスポンスに大満足だったよ!』
Didi Stewart (Duran Duran, Collective Soul.)
『これは私が20数年に渡りスタジオでボーカルレコーディングをしてきた中でもベストなマイクロホンだ!以前に私はこのマイクほど全てをキャプチャーしてくれるマイクを知らない。清々しくクリアーでありながら響きが活き活きしてくる。Studio Vocalistはスタジオテクノロジーにエキサイティングなアドバンテージを与えてくれる。ボーカルのダイナミクスを決して失うことなく安定したサウンドが得られる。全てのシンガーにおすすめである。』
Bill Vorn Dick (Acoustic Instrument Recording Authority)
『本当に必要なのは優れたマイクロホンとマイクプリアンプだ。このアメリカンメイドのStudio Voc alist、Sound Stage Image、Prosceniumの3タイプのリボンマイクロホンはマイクロッカーの中でも一際印象的だ。最初にCrowley and Trippのリボンマイクに出会ったのはAESショーの会場でした。どんなマイクでも私はその作りの良さに注目します。そしてソニックなカーブ、周波数レスポンス、私のレコーディングする楽器にマッチしているかを見るのです。Crowley and Trippのリボンマイクが持つ温かみおあるサウンドは印象的でした。ファットで温かく、アコースティックな生楽器にも、アンプを通した楽器にも良く合います。私はボーカル、サキソフォン、トロンボーン、ホーン、そしてフェンダーやマーシャルのキャビネットにもこれらのリボンマイクを使います。今関わっているサイケデリックロックバンドの録音ではオーバーヘッドのドラムスにはSoundStageを使っています
このサウンドの温かみは正に近代のマイクロホンに欠けてしまっているものと言えます。最近のマイクは大方ブライトすぎますし、冷淡なサウンドだと思います。そういう方はCrowley and Trippのリボンマイクを試す価値があります。私のフェイバリットNeve8068、API、Great River、Focusriteといったマイクプリとの相性も抜群です。
クライエントからも良くそのサウンドの素晴らしさを絶賛されます。ドブロギターの録音をしていたらプレーヤーが(そのサウンドが素晴らしく)びっくりしてしまった事もありました!
それぞれのCrowley and Trippリボンマイクはステンレスの強靭なボディーと丁寧な作りが施され、アメリカで作られています。とても品質にこだわっている事が感じられます。素晴らしい道具であり、価格も賞賛に値します。
私の所有する3タイプのCrowley and Trippリボンマイクについて説明しましょう。まずSTUDIO VOCALISTはまさにその名の通りブライトな音質でボーカルに最高です。フリーケンシーレスポンスはラージダイヤフラムのコンデンサーマイクロホンのようなプレゼンスを持ちますがリボンマイクらしいスムースさを持ち合わせています。Soundstage ImageはStudio Vocalistに近い音ですが全帯域にわたって色付けがなく、STUDIO Vocalistほどブライトではありません。Prosceniumは正にビンテージサウンド、そしてハイアウトプットパワーが特徴です。
Crowley and TrippリボンマイクはEQを極力使わない私のレコーディングに最適です。それぞれ特徴の違う3タイプのリボンマイクサウンドを使い分けることで本当にクリエイティブに様々なアプリケーションに対応できるのです!』
John Cate
ジョン・ケイトは7枚のアルバム、500曲以上の楽曲を発表しています。プロデューサーとしてエルトン・ジョン、デュラン・デュランなどを手がけたAnthony J.Restaや、Rob Fraboni(ローリングストーンズ、ボブ・ディラン、ボニー・レイット)も名を連ねています!『C.C.RのLodiをカバーした時に始めてCrowlet and TrippのStudio Vocalistリボンマイクを使用したんだ。僕は1970年代初めからずっとスタジオで作業し続けているから、あらゆる異なるタイプのマイクロホンを試してきている。トップレベルのエンジニア達と様々なマイク、例えばキース・リチャードが所有していたビンテージマイクから・・・あらゆるマイクだ。
Studio Vocalistはその明瞭感とリアルさにおいて驚くべき音質のマイクロホンだ!僕らのギタリストは“このサウンドは何より君らしい!”と言っていた。ボーカルサウンドがとてもクリーンで歯切れ良い、通常のトラックレベリングも必要がない、そしてEQする必要も全くない!!Studio Vocalistリボンマイクロホンはレコーディングにオーガニックな感覚を連れ戻してくれるはずだ!』
Jason Dunn(5SonicProduction)
『Proscenium リボンマイクロホンをスタジオでのJAZZレコーディングで使った。主にホーンの録音で使ったんだ。Tubaの録音ではソロのパートにProsceniumを使い輝かしい結果となった。またとても静かなチューンでソプラノサックスの録音にこのリボンマイクを使った。コンデンサーマイクを使っていたが少し薄っぺらく、ブライトすぎる感じだったのでProscenium リボンマイクにリプレイスしたんだ。温かい最高のサウンド、そしてシャリシャリしない滑らかなトップエンドが得られた。また日本の尺八の録音があった時には素晴らしく美しいブレスノイズを完璧にキャプチャーした。Prosceniumリボンマイクのハイエンドは特にホーンの録音には最高だと思います。Prosceniumはたいへんクリアーでナチュラルなトーンを持つ。別の言い方をすれば温かい音とも言えるが色付けの強いマイクロホンという訳では無い。楽器の本来の音の響きを完全にキャプチャーした上で温かさを引き出している、そんな表現が最適だ。
ミックスではProsceniumリボンマイクでレコーディングされた音は簡単にトラックに馴染む。大変リッチなサウンド、しかも明瞭なサウンドはトラック間で際たつ。またEQの乗りが良い!それがプラグインのEQでもだ。醜くならずにトラックをシェイプする事ができるんだ!またリボンマイクの常識を外れる程のゲインの大きさも素晴らしい!もうリボンマイクに70dBのスペシャルマイクプリは必要ない。自分が所有するどんなパッシブリボンマイクと比較してもCrowley and Trippのリボンマイクは最も高いゲインを持つ。とにかくあらゆる楽器で試してみたくなる、エレキギター/アコースティックギターにも最高でしょう!』
John Guth
『Studio Vocalist を 2人の女性ボーカルに使用した。そこに居た皆が気に入ったよ。とにかく高域がスムースだ!またこのマイクはアコースティックギターにも最高だ。もう1本購入してギターのステレオマイキングにも使用するつもりだ!リボンマイクながらたいへん高い出力はアコギなどのクワイエットなソースに最高だ。全てを表現するフルサウンド、シルキーな高域、(コンデンサーマイクのような)いやなエッジ感が全く無い!とにかくワンダフル!そしてユニークな新しいリボンマイクだ!!』
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