<吉田和雄氏レポート>
渋谷のエバージョンというスタジオで、声優で歌手の岩男潤子さんのヴォーカル録音に使用しました。エンジニアの折橋さんによればノイマンなどよりゲインは低いが使用上まったく問題ないとのことでした。
A/Bサイドの比較をし、今回ウィスパーヴォイスが多いことを考慮してあえてAサイドを使って見たところ、ソフトな歌い方でも存在感があるヴォーカルが録れました。通常のウインドスクリーンを使用しただけですが、吹かれもなく、S音がとても綺麗でした。Mix時にディエッサーが必要なさそうな音です。
ProToolsのM-boxでも直接つないで使用してみましたが、このときもゲインの問題はありませんでした。フルートの録音ではやはりBサイドの素直な音が向いているように思われました。このときはラップトップコンピュータを使った同室の録音でした。このマイクはA/Bサイドとも生きているのでハードディスクの動作音を拾わないよう配置に気をつけました。この特徴を利用してデュエットやコーラスも録ってみたいものです。
リボンマイクというと繊細でちょっと神経質な感がありますが、そんな先入観を払拭してくれたとても扱いやすい質の高いマイクだと思います。

2008年1月30日発売「アニメ・オン・ボッサ/岩男潤子」(ユニバーサルUPCH-1579)、タイトルどおりアニメソングをブラジリアンテイストで楽しく美しくアレンジしています。ぜひ聴いてみてください。

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