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ビンテージアナログミキサー





CHANDLER LIMITEDのTG RACK MIXERにはシンプルながら基本を抑えた使いやすい機能が装備されています。TG RACK MIXERのチャンネルモジュールは1フレームにボリュームとPANのノブを2CH分ずつ搭載しており、CHANDLERならではの贅沢なディスクリートのラインアンプをオールディスクリートのクラスAデザインで実現しています。。

CHANNEL PAN
合計16chの各チャンネルのパンニングを調整します。

CHANNEL VOLUME
合計16chの各チャンネルのボリュームを調整します。DAWのサミングミキサー(ミックスバッファー)として使用する場合には通常はフル(ユニティーゲイン)で使用し、DAWソフトウェアー上からミックスのオートメーションを行います。またこのノブは引っ張るとそのチャンネルをMUTEするように設計されています。

CHANNEL LED
各チャンネルにはアクティブチャンネルを表すLEDが装備されています。CHANNEL VOLUMEノブを引っ張ってチャンネルをMUTEした場合にはこのLEDが消灯します。

TALKBACK MODULE
トークバックモジュールは1/4"フォーン入力、トークバックスイッチ、トークバックゲインで構成されています。トークバック用のダイナミックマイクロホンをフォーン入力に接続して、ゲイン調整を行います。トークバックスイッチは押している間だけアクティブとなり、自動でコントロールルーム出力をMUTEにします。トークバックマイクからの信号はSTEREO OUTに流れます。スイッチが自照し視覚的にもトークバックマイクがアクティブな事を確認できます(トークバックスイッチを押すと、自動的にControl RoomのMUTEスイッチも自照します)。

CONTROL ROOM
TG2サーキットで構成されるコントロールルームへの出力(STEREO OUTへの出力ではありません)はフロントパネルからMUTE、DIM、MONOの3タイプのスイッチコントロールが可能です。MUTEはコントロールルーム出力への信号をミュート、DIMでは12dBのレベルダウンを実行します。MONOは通常フェイズキャンセレーションのチェックなどに使用しますが、60年代風のモノラルサウンドを試したい時にももちろん使えます!VOLUMEはメーターモジュールの下に搭載されています。

BUSS/VOLUME
パッシブのサミングサーキットのゲインメイクアップにも、もちろんあのTG2サーキットが使用されています。ステレオバスのボリュームコントロールはメーターモジュールの下にロータリー・コンソール・フェーダーで用意されています。TG RACK MIXERのリアパネルの出力はSTEREO OUT、CONTROL ROOM OUTともにL/R×2系統装備されています。

例えば以下のような接続方法が考えられます。

CONTROL ROOM OUT(L/R) 1 --- スモールモニタースピーカーのL/Rへ
CONTROL ROOM OUT(L/R) 2 --- ラージモニタースピーカーのL/Rへ
STEREO OUT(L/R) 1 --- CUE出力としてミュージシャンモニターへ
STEREO OUT(L/R) 2 --- ヘッドホンアンプなどへ

この接続方法ではCONTROL ROOMのスピーカーを2系統接続しており、SPEAKER 1/2スイッチで切替モニタリングが可能となります。

また2つのボリュームは

Control Room -- コントロールルーム出力(主にSPEAKER1/2)のボリューム調整をステップコントロール可能です。

Stereo Output --- 2系統用意されているステレオ出力ペアのボリュームがコントロールできます。もちろん高音質なステップロータリースイッチの仕様となっております。

VOLUMEは系統は同じですが2ステレオ分用意されており、それぞれ独立したVOLUMEコントロールを行うことが可能です。1つをメイン出力(スピーカーへ)、もう1つをヘッドホンアンプ等に接続すると2つのボリュームコントロールを便利に利用できます。

METER MODULE
-20〜+3dBを読み取れるスタンダードなVUメータです。






MIXER GAIN STRUCTURE
通常の適切なゲイン設定を行いたい場合にはインプットを調整してVUメーターがアベレージで0を指すよう調整します。その後にControl Room出力のボリュームを調整してください。
もちろんアナログの素晴らしい倍音を楽しむためにステレオバスに過大に入力させて、アナログならではのスムースなオーバーロードサウンドを得ることも可能です。美しいオーガニックなカラーが魅力です。

EXTERNAL INPUT
フロントパネルにあるこのボタンは様々な重要なコンビネーションをもっています。このEXTERNAL INPUTをプッシュするとコントロールルーム・セクションをミックス・セクションから切り離します。例えば簡単な例ですとCDプレーヤーの出力がEXTERNAL INPUTのL/Rに接続されている場合に、このボタンをプッシュするとCONTROL ROOM出力にCDプレーヤーの信号が流れます。また次項のようなSTEREO INSERTに利用することも可能です。

STEREO INSERT USING EXTERNAL INPUT
上記したようにEXTERNAL INPUTスイッチが有効な場合にはSTREO BUSSとCONTROL ROOMセクションがセパレートされます。これを利用してマスターに対してトータルコンプなどのアウトボードをインサートすることも可能です。EXTERNAL INPUTのスイッチを有効にし、STREO BUSS L/Rから外部エフェクターなどに接続し、その信号をEXTERNAL INPUTのL/Rに戻します。

SUMMING USING EXTERNAL INPUT
またTG RACK MIXERをDAWのサミングミキサーとして使う場合にはEXTERNAL INPUTにDAWのステレオミックスを入力すると良いでしょう。EXTERNAL INPUTスイッチを有効にするとDAWのステレオミックスを、無効にすればサミング(ミックスバッファー)された音質を聞くことが可能です。その他アイデア次第でこのEXTERNAL INPUTを便利に利用することができるでしょう。


SIZE
5U (D=約16")