ZJhX^bti̓o^ĩfXg[Vɂ‚gbvy[Wց@암A݌vAp_CXR[hʐM̔ւ͂炩ZJhX^bti̓W̔X⍇ЉЊTvEƖēE̗pȂeNjJT|[gKChA}jAȂǂ̃_E[hȂ̋Zpĩgbvy[WZJhX^bt戵i̍ŐV

CHANDLER LIMITED
GERMANIUM TONE CONTROL EQ


★Chandler Limited Germaiun Pre Amp、Tone Control EQ
湾岸音響 チーフレコーディングエンジニア 速水直樹様


『Germaiun Pre Amp、Tone Control EQを導入していただいてから、それぞれどのようにお使いいただいていますか?』

『Germanium Tone Controlでは高域のプレゼンスよりも、低域はカットしたいんだけど、音圧感を減らしたく無い時にThickをInteractiveモードで使うことが多いです。そうすると欲しいところだけ残るように聴こえます。

例えばVocalだと、Germanium Tone Controlだけだとポイントが足りないときがあるので、別のEQで中域の細かい部分を作って、低音が豊かに感じるポイントとハイエンドボトムとトップの処理にGermanium Tone Controlを使ったりします。 アコースティックギターの古臭いロックのような音を作る時にも簡単に作ることができます。

Germanium Pre Ampは主にSoundelux E47との組み合わせで主にボーカルに使っています。フィードバックは少なめにセッティングしていますが、素直だけどシルキー感もあって、前に出るような存在感のある音が得られます。

外部のお客様でも、スタジオを使う日はGermaniumも押さえておいてという依頼もありますね。』


『湾岸音響様ではX73をメインにお使いいただいておりますが、Germanium Pre Amp、Tone Control EQとの違いやどのように使い分けていらっしゃるかをお聞かせください。』


『X73はソリッドで派手目な印象で、Germaniumは特別派手な印象は無いですが、抜けてほしい部分にちゃんと芯を残してくれる感じです。楽曲の中で存在感を出したい場合に、前に出てくれるような感じですね。

リズム等のベーシックなトラックにはX73やREVACを使っていますが、ボーカル等のメインに持って行きたい物にはGermaniumを使います。自分の使い方ではどちらかというと、FEEDBACKを上げて歪みっぽさを出すとか、GAINを上げてドライブ感を出すとかという飛び道具的には使っていません。歪み感を出したり幅広い音作りもできますが、FEEDBACKをあまり上げないととても素直な音で、そのようなオーソドックスな使い方が自分には使いやすいです。』


『ありがとうござました。』


↑同ルームに導入されているリファレンスモニター
Blue Sky /Sky System One




bazooka studio レコーディングエンジニア 栃木哲也様

『Germanium Tone ControlはEQじゃないですね!トーン・コントローラーとも言うべき製品です。GAIN、FEEDBACKとEQで、Germanium Pre Ampよりもさらに振り幅が広く、かなり無茶な設定をしても音楽的な音色を保っています。
ボーカルやドラム等、生楽器に特に力を発揮しそうです。マスターに挟んだり、マスタリングにも使用してみたくなる魅力的な音色です。』






Chandler Limited
Germanium Tone Control ユーザーコメント




GeQ(Germanium Tone Control)を数日試してみました。凄いです。あごが床に落ちてしまう程でした。ベースはミックスで存在感を持ち、他のEQではこの感じはでません。力強さがありつつ低域の周波数の情報もしっかりしています。ボーカルではトップ(高域)がスムースです。インタラクティブモードでは特にボトムが温かみをもつと同時に、整理されてクリーンにもなるという...簡単にブリリアントな効果を得られます。
録音済みのギタートラックをリトラックしたら素晴らしくなるだろうと想像もします。脱帽しました!



Pultec EQのような低域のブースト/カットを同時に行う機能(インタラクティブモード)があるGERM TONE CONTROLはPULTECとは全く別のサウンドです。私の知る限りではGERM TONE CONTROLの音はそれ自身の音質を持っています。特にミッドレンジの設計は素晴らしい、各々のQは大変ユニークで設計者がどんなサウンドを期待していたのかを表しています。とにかく真空管や他の機器とは比較できないGERMの音があります。ただNEVEの1073のサウンド、といわれれば確かにビッグでファットで温かいサウンドがGERMにはあります。PULTECのビッグでファットで温かいサウンドもGERMはもっていますね。



ローエンドの太さはどんなEQよりも優れている。すでに品格を持つサウンドを作り上げている



Chandler Limitedが下着を発売したとしても、もう絶対に買っちゃいます!Gibson LesPaulからFender Band Master Reverbへ→Celestion Vintage 30キャビネットのサウンドをShure Sm7とRoyer 122Vでマイキング、Germanium Pre Amp→Germanium Tone Control→Crane SOng HEDD A/Dでデジタルレコーディングしました。ローエンドとミッドレンジのシェイプが印象的、分厚いクラシックロックのアナログLPのサウンドを思い起こさせてくれます。AC/DCのコードトーン、またはオールマンブラザースみたいなリードトーン....とにかくTHICKセクションはインタラクティブモードのよさも含めてスペシャルな仕上がりです。またアクティブサーキットのセクションであるTREBLEとPRESENCEはトラッキングに最高でした。ギターには3kや10kをあげるとトップのディテイルが増します。今回のようにGERM PRE AMPとGERM TONEを組み合わせた場合もナイスでした!



ローエンドが大変音楽的な方向になる!またTrebleのシェルフEQが3.9kHzからスタートしているのも使いやすい、Presenceも300/500Hzからなので、70Hzなどの低域ブーストを派手に行ってもバランスをとりやすい。ゲインとフィードバックはEQセクションに触ることなくサウンドの重さ(質感)をコントロール可能だ。またヘッドルームが大きく低域を最大にブーストしてもクリップしない!



スモーキーなアクティブ・高域セクションとピーナツバターみたいにスムースなクリィミーなパッシブ低域セクション!



Passive/Active/Interactive/Independent/Drive/Feedback全ての要素が影響しあう!とにかくディープな音質!スネアとベースにNEVE2254を組み合わせると最高でした。



ファットながら決してブーミィにならない。インタラクティブをオンにしたセッティングではローがタイトになり素晴らしい!







Chandler Limited
Germanium Tone Control についての考察


デジタルにアナログライクなテイストを加えているばかりではなにも前進しない。本物の音楽を創ろうとするならばもうフェイクはやめよう。これは正真正銘のアナログ「トーン」コントロールであり、その時代のエンジニアが過去に経験してきたEQの「効き具合」について本当によく理解している。

高性能なEQ、特にデジタル系のものはフリクェンシーレスポンスの変化のみ発生させ、周波数特性上のバランスを補正する優秀な回路ではある。不必要な帯域を除去し生かしたい部分を際立たせる、とても機械的で目的だけが遂行される。その結果得られるものはなにか?単なるF特カーブの修正でしかないのではないか?音楽的になにか生まれるものがあるのだろうか?

CHANDLERゲルマニウムは、つまみを操作すると「効き目」が実に強い。ブーストカット量の目盛り以上にニュアンスの変化を感じるのである。いや、昔のEQはみなこうだったな。初めてデジタルEQを操作したときに効き目がよくわからないで戸惑ったことを思い出した。

アナログ回路のEQではよく位相が変わるなどと言われるが、そういった本来の目的とは異なる部分で付加的要素が発生するものがある。結果としてあの時代のサウンド、現代でも普遍的に評価されるあの優秀な作品が生まれてきたのだと考えると、このCHANDLERゲルマニウムに内包された機能はとても期待が持てるし、なんだかワクワクしてくるものだ。

機材のみの試聴ではそういったクリエイティブな領域には達しないので、このマシーンを生かすまでに至らない。本当のレコーディングセッションでなにかが生まれてくるその瞬間に、そのためだけに用意されたトーンをどう生かすか、アーティストとエンジニア、その場の空気と偶然性、過去にも未来にもないその場限りのレコーディングでいかにパフォーマンスを発揮できるか、音楽的によく効くEQを求める心構えがあれば、すでに成功への道順はクリアーだ。

CHANDLERゲルマニウムの機能が音楽性にどう役立つのか、この1Uシャーシのなかに答えがある。ただのEQではないことを実際のレコーディングセッションで体験すれば、ここに書かれたことが大げさな評価ではないことがすぐに理解できる。

音楽を創り出すことは頭で考えたり機械の操作をすることではない。ましてや、この製品レポートのように文章を作り、言葉を並べたところで何も新しいものは生まれない。

実際に製品を使うこと、そこから生まれてくるもの、機材に内包されたパフォーマンスをきっかけにクリエイターのイマジネイション、存在能力がどれだけ発揮されるか…..

そんな現場主義実践主義の考えを本当によく理解している人物が、このCHANDLERゲルマニウムを開発したWade Goekeであり、音楽的な結果のみを求める最も正しいエンジニアーの姿勢があるからこそ、本家EMIアビーロードスタジオとの業務提携にまで至ったのであろう。

製品を流通させるだけではなく、開発者の考え、音楽に対する姿勢までをも伝え導くことをテーマとするならば、彼(Wade Goeke)ほど適した人物はそういない。

次へ