セカンドスタッフ製品の登録トップページへ 制作部、音響設計、パラダイスレコード通信販売部へはこちらからセカンドスタッフ製品の展示販売店お問合せ総合窓口弊社会社概要・業務案内・採用情報などテクニカルサポート&ガイド、マニュアルなどのダウンロード、その他の技術情報製品情報のトップページへセカンドスタッフ取扱い製品の最新情報

モニタースピーカー セッティング


■■■ 音響測定、調整の実際 ■■■  (株)セカンドスタッフ技術部



●サブウーハーの配置

Blue Sky SKY SYSTEM ONE 2.1のセッティング


まず最初にサブウーハーのレベル合わせを行ないます。
この部屋ではサブウーハーがリファレンスレベルより約-4.5dBのノブ位置でバランスしました。

次にサブウーハーの位置を変えてRTAの変化を見ます。
部屋の諸事情と作業デスクの都合を配慮すると現実的にA〜Dの4箇所が候補と
なりますのでそれぞれの位置で測定を行ないます。

●Aポジションでの測定
●Bポジションでの測定
●Cポジションでの測定
●Dポジションでの測定
80Hz付近のディップに着目。
Aポジションでは最も谷が大きく、Dポジションが一番好条件のようです。
●DポジションでPHASEスイッチ「180」


次にそのポジションでサブウーハーの位相チェックをします。
Lチャンネルではわずかな変化ですがRチャンネルではPHASEスイッチを「180」にしたほうが明らかによろしいようです。


●Rチャンネル PHASEスイッチ「0」
●Rチャンネル PHASEスイッチ「180」

これでサブウーハーのレベル、配置、位相が完全に決まりバランスの取れた低域となりました。

日を変えてさらに追い込みます。
上記のグラフでは200Hz前後にピークが見られます。この部分はグラフから想像する通りの音色となっており、従来から改善が必要な部分でした。
測定マイクロホンの位置を移動させながらリアルタイムでRTAの変化を見ますと、作業デスクの周辺が最もピークの出来やすいことが判明、卓の反射が影響していると考えられます。

正三角形のポジションを維持したままスピーカーを作業デスクから遠ざけると以下のグラフとなり改善されました。

グラフ上では80、160、315Hzの倍音ごとに少しピークが残りますが、音色への影響は少なく良好です。

スピーカーがリスニングポジションから遠くなったので、スタンドを高くして下向きに角度を付けるセッティングも試せるようになります。

2.1システムでは、メインスピーカーが部屋のコーナーに置かれてしまった場合でもネガティブな要素にはなりません。低域がサブウーハーに分離されているので影響は少なく、またスタンドの条件も問いませんので自由度の高いセッティングが可能となります。