♪ 音を「創造」する「想像力のある会社」 セカンドスタッフ



 


(米国MIXマガジン,March,2007 より)


普通はオーディオシステムを表現するのにマッスルなんて言葉は使わない。でもこのBlueSkyのBig Blueはトータル2000ワット、約140kgの2.1ch(5.1ch)のミッドフィールドモニターシステムであり思わずマッスルと表現してしまう!各SAT12メインスピーカーが約40kg、トライアンプ駆動、3ウェイ構成でMF/HFドライバーは回転式のため縦置き、横置きに両対応する優れものだ。200W×2(4オーム)をLFとMFに、1インチHFに100W(4オーム)のアンプが搭載される。デュアルコンセントリックのダイヤフラムにはインテグラルウェーブガイドが装備されている。60kgの重量を持つサブウーハーSUB15は1000Wのハイパワーアンプを搭載、15インチのforward-firingタイプのドライバーを完全密閉型のエンクロージャーに装備する。2.5インチのデュアルボイスコイルと巨大な(16kgもある!)ドライバーで駆動される。


VARIETY ON TOP AND BELOW

メインスピーカーの背面には多彩なコネクションはスマートに用意されている。またシステムアライメント用の装備もレイアウトされている。 Full Range用の入力と CrossOver入力が独立しておりサブウーハーの使用、不使用に応じて使い分けることが可能だ。またマスターゲイントリムと7つのDIPスイッチがあり正しいセットアップのためのキャリブレーションができるよう工夫されている。-10dB/0dBの切替、バッフルアジャストの為のDIPスイッチなどが用意されている。4ポジションのEQスイッチでは各HF/MF/LFの調整を行う。

サブウーハーは大変ユーズフルな機能を持つ。部屋に最適なパワーリクワイアーメントとベースマネージメントが可能になります。6個のXLRジャックはライト入力/出力、レフト入力/出力、サブ入力/出力です。またライト/レフト独立したフリーケンシーカットオフコントロールによりユニバーサル(他社製品との組合せも可能)に対応が可能です。ラージルームのためのLFエクステンション、フェイズ、オートパワーの設定を行うトグルスイッチも装備されます。


I HEAR YOU !

セットアップはいとも簡単。非常に良くできたマニュアルにキャリブレーションやサブウーハーのプレイスメントについて詳しく書かれている。またテストファイルのダウンロードも可能となっておりより正確なセットアップについても説明がされている。私達のセッティングは1.5〜1.8Mほどのセンターからの距離、60パーセントの角度で決まった。

様々な最近のプロジェクトに早速取り掛かり、自分のセカンドシステムも併用しながらのミックス作業を行っていく。耳は全く疲れることがない。12月に録音されたラジオのためのコンサート、ニューオリンズのブルースシンガー&ギタリスト Corey HarrisとピアニストHenry Butlerのジョイントコンサートだ。2.1システムによってこの素材はあ完全にミックスされた。また同じくフィラデルフィアのKimmel センターで収録されたCheery Rodesによるクラシックオルガンのコンサートはファイナルマスタリングの作業を行った。たいへんパワフルでエンドレスな低域により楽しく作業できる。ただ決してワイルドとかおかしなレゾナンスはこのシステムには無い。スムース極まりないローエンドを再生してくれる。

私は全体を通じてサブウーハーを利用した2.1システム構成で今回のテストを行ったが A/B入力が行える為簡単に(背面のコネクタの抜き差しだけで)サブウーハーを使わない通常のステレオシステムに切り替えられるのは便利なのではないかと感じた。SAT12はサブウーハーなしの単体でも大変使える音質である。ローエンドの情報量の多さなどを判断しながらこのA/Bを切り替えても良いだろう。



NOTHIN' BUT BLUE SKYS

SAT12を2台でも、SAT12 × 2 + SUB15 の 2.1chでもこのBIG BLUEシステムは真剣に素晴らしいツールだ。私の最初の印象は、簡単に得られるビッグパワー、素晴らしくソニックなイメージング、詳細を映し出す中域、そして素晴らしい高域でした。クラシック、ジャズ、ブルース、ロック、ボーカルなど様々なソースで比較オーディションを行い驚いたのはこのBIG BLUEほどMP3とWAVのサウンドの違いをむき出しに表現したスピーカーは無かったということです。特にセンターイメージの表現に優れます。

もしあなたが新しい、それもクリーンでパワフルなスタジオモニターを探しているのならBlueSkyのSAT12/SUB15、BIG BLUEシステムは間違いなく2007年のショッピングリストに入ることでしょう!パワフルでここまで詳細を表現でき、更に全く聴き疲れのないリスニング環境を目指すならこのBIG BLUEが正にそのチケットです。




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