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セカンドスタッフ : 『まず、どのような目的でこのスタジオを作られたのですか?』
川崎氏 : 『まず、制作担当が自社製品の映画や音楽のDVDやCD等の試聴をキチンとした環境で行えるような部屋を作りたかったんです。
完成品を実際にフルハイビジョンの大きな画面で確認できて、音声も7.1chサラウンドで最終チェックできるような環境をちゃんとした設備で造りかったのが一番の理由です。
あと、元々隣の部屋にビデオの編集室があって、別のフロアにはマスタリングの編集室があるのですが、今までは音と映像の素材がばらばらに扱われていて、両方を繋いで何かしようという部屋も無かったので、MA的な部屋も必要としてました。それ以外に音楽の簡単なレコーディングやMix もできるような、多目的なスタジオにしたかったんです。』
セカンドスタッフ : 『スピーカー決定までに、主要なブランドの製品を一通り試聴されましたね。』
川崎氏 : 『はい。スピーカーの候補としてはMusikelectronic Geithain、ADAM S3A、Genelec 8200/7200、Dynaudio Air6、そしてBlue Sky が挙がりました。それらを全部集めて比較試聴を行ったんです。』
セカンドスタッフ : 『聴き比べてみて、Bluesky Sky System Oneの印象はいかがでしたか?』
川崎氏 : 『現在のところ7.1chや5.1chで制作する仕事よりもまだまだ2chの仕事が多いので、まず2chをちゃんと鳴らせることを重視して試聴してみましたが、Blueskyに関してはアコースティック楽器の鳴りが凄く良かったんです。
この手のパワードにありがちな、色付けが強く作ったような感じの音がしないで、本当に少し大き目のフルレンジのスピーカーで聴いているような、木の鳴りのするような素直な印象を一聴して感じました。
映画でも試聴してみましたが、サラウンドのバランスが良く、十分な音圧が得られ、もちろん鑑賞用にも良いと思いました。』
セカンドスタッフ : 『最終的にSky System Oneに決められた理由は?』
川崎氏 : 『スタジオの大きさは決まっていたので、7.2ch(リアの4本は天吊り)をセットするのにコンパクトな上にパワーがあって、音のバランスも良く、更にコストパフォーマンスの良さも考えてみて、全ての希望に合致したのがSky System Oneでした。』
セカンドスタッフ : 『実際に導入してから作業で使ってみた印象はいかがですか?』
川崎氏 : 『最初の仕事が2chの音楽のMixだったのですが、サイズの割には上下のレンジがとても見えやすかったです。
普通のニアフィールドスピーカーだと気にならない、声を出した時の吹かれとは違った低域の風の流れみたいなのを、Blueskyを聴いて初めて体験しました。低域を処理した時のスッキリ感が、より分かりやすいですね。
柔らかい音のE.ギターのモヤッとした部分をEQで処理する時に、変化が分かりやすく、ベースとの絡みもとても分かりやすいですね。
また位相特性が良く定位が凄く見えやすいんです。2.1chでモニターしているのに、センタースピーカーが鳴っているのかと思ったくらいセンターの定位がビシッと決まって、びっくりしました。
低域の立体感もあるんです。例えばベースの低域はちょっと前に出てるんだけど、キックは少し奥の下の方に聴こえたり、高さも感じられるので、聴いていて楽しくなります。あとは小さな音で聴いてもバランスが崩れないので、ストレスを感じずに作業できます。
サラウンドの確認作業ではその作品のプロデューサーが作ったときのスタジオでの感じをまた思い出したと言っていましたし、繋がりやバランスの評判も良いです。これからの可能性を感じますね。』
セカンドスタッフ : 『完成して使用してみたスタジオのご感想をお聞かせください。』
川崎氏 : 『映像と音を的確に確認できる理想的な環境ができたことで、マスターテープの確認にしても、編集室では気がつかない粗を確認できたり、新しい発見ができたり、更にインスピレーションも沸くようで、結果的に非常に良かったと思っています。
今までは外のスタジオを借りて作業していたことが、同じ社内で作業を行えることで、時間的、コスト的なロスを抑えられて、小回りも利き、何かあった場合でも迅速に対応できるので、メリットは非常に大きいです。
先日はPVの試写会も行いました。ブースも作ったので、ボーカルやギター等のレコーディング、CMのナレーション録りからMA等も早速行っています。理想的に多目的な用途で使えているので、大変満足しています。』
セカンドスタッフ : 『ありがとうございました!』
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