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ステレオペアスピーカーの重大な欠点

ブルースカイ社では従来にない新しい観点で低周波を取り扱っています。

<従来の問題点>

ステレオペアスピーカーでは製品単体として低域までフラットな素晴らしいフリケンシーレスポンスを得ていますが、周囲を壁で閉鎖された一般的なスモールルームに於いては部屋の特性が持つ固有の低域ゲインにより、残念ながらそれを十分に活かすことができません。従来ではユーザーの使用条件による特性の乱れはスピーカーメーカーの責任ではありませんでした。ブルースカイ社が着目し提唱しているのはサブウーハーで受け持つような80Hz以下の低域の特性についてです。

多くの場合部屋の特性として低域には僅かなゲインをもっています。また、それぞれに特徴的なフリケンシーレスポンスを見せます。この帯域は定在波により多くのピークまたはディップを発生させ、乱れた正しくない音となり、どんなに優れたスピーカーであっても部屋の特性に完全に支配されてしまいます。部屋の寸法の比率とスピーカーの位置により様々に異なったキャラクターとなり、まるで部屋そのものが共鳴室、楽器のように膨張チャンバールームの様相となり特徴的なサウンドが出来上がります。大げさなことではなくどこのスタジオでも少しは心当たりがあることでしょう。

ステレオペアスピーカーではステレオ定位のため置き場所が限定され、さらに低域のゲインバランスも固定です。設計時には完璧を見せた性能も実際に使われる環境では異なります。スピーカーのせいではなく部屋の問題として割り切るならば仕方のないことですが、現実には多くのスモールルームに於いて重大なテーマとして、しかし解決できずに放置されているのではないでしょうか。

<解決方法>

ブルースカイでは2.1システムによる数多くの優位性を活かし、現実的な問題解決に取り組みそして成功しています。

製品開発で完結するのではなく、実際に部屋に置かれた状態を考慮した使用方法が提唱されています。その中でも特に注目すべきは、共鳴室、楽器のように不確定なゲインをもつ部屋を否定せず、そのように持ち上がる低域を使用しゲインバランスを調整する方法をマニュアルに記載していることです。

音色や定位はその帯域よりも上の倍音成分が受け持つでしょうから、その倍音部分にバランスのよい音量で混ざり合う低音の振動成分を発すれば完全なフルレンジレスポンスとして完結します。あえて「音」と切り離して「振動成分」と呼ぶほうが理解しやすいかもしれません。バスレフポートやバックロードホーンから出る風圧のように直接音ではない振動成分が部屋全体を介して創造され、それを確定された方法論で正しくバランスさせる、そのような感覚です。

あたかも部屋全体がスピーカーシステムの一部となったような、それを自ら設計し完結できる方法が、ブルースカイ製品マニュアルには記載されているのです。

<到達>

従来とはまったく異なるやり方、考え方に最初は戸惑うかもしれません。しかしメーカーの開発室で完結してしまったそれ以上にどうしようもないスピーカーと、部屋にマッチした真のフルレンジシステムにセットアップ出来るブルースカイスピーカーシステム。従来のステレオペアスピーカーに対してどれほど大きなアドバンテージを持っているかということです。多くのスモールスタジオの問題点を解決できる、しかも真のフルレンジ環境が手に入る。なし得なかった領域に全てのブルースカイユーザーが到達することが可能です。