SOIL&“PIMP”SESSIONS 秋田ゴールドマン様
SOIL&"PIMP"SESSIONS
<Release Info.>
●2008/4/23 release 4th Single『STORM』VICL-36406
¥1,200(tax in)

SOIL&"PIMP"SESSIONS
<Live Info. >
●2008/4/8 ワンマンLive@赤坂BLITZ、他
詳しくはOFFICIAL HP→ http://www.soilpimp.com


『ウッドベースに合うダイレクトボックスを探されていたそうですね。』

『ライブ用のDIをずっと探していたんです。ライブではレコーディングのようにマイクで拾うことは難しいので、ピックアップを使っていますが、でも理想を言えばマイクで拾っているような音をライブでも再現したいんです。それで色んな人に相談してたらエンジニアからParakeetを勧めてもらったんです。』


『ライブでは普段どのようなセッティングをされるのですか?』

『まず、自分のウッドベースにはボディにキャラクターの違うピックアップを3つつけていて、使うときの状況にあわせて1系統だけ使ったり、2系統を組み合わせて使ったりしています。その時の環境(温度、湿度等)によってボディや駒の状態も変わって楽器の鳴りも変わるのですが、更にピックアップを2系統混ぜると位相干渉で音色が微妙に変化したり、色んな条件が絡んで音が全く変わるので、会場やPAの出音やモニターも全部含めて、その日の音を聞きながらセッティングを決めているんです。』


『Parakeetを使ってみた印象はいかがでしたか?』

『演奏中、自分はベースアンプに繋いだ音を聴いているのですが、ウッドベースを今までのDIのアンプアウトからアンプにつないで鳴らすと、アンプの音になりやすくて、それが嫌味な感じになることが多かったんです。でもParakeetのアンプアウトを使ったら中和されたというか、レンジが広がって嫌味の無い音になったんです。』

『PAから出す音はエンジニアに任せているのですが、Parakeetのメインアウトから送った音は作りやすいと言っていました。PAの音はプレイヤーは作れないので、これはとても助かります。』

『その時のライブに、クラシックでコントラバスをやっている知り合いに観にきてもらったんですけど「何の弦を使っているのか解るくらいベースの音が良かった」と言っていました。そこまで解るのってかなり凄いことなんですよ。』

『ライブだけでなく、スタジオでもDIの聴き比べをしてみました。Countryman Type85、AVALON U5とParakeetで試したんですけど、Parakeetが一番生音に近かったですね。マイクで拾った音に近い印象で、ウッドベースにとても相性が良いと思いました。先日のレコーディングではマイクで空気感を録りつつ、アタック部分をParakeetを使って混ぜて作りました。マイクだけでは録れないような良い結果が得られました。』

『Parakeetのようにクセが無く、とてもフラットでウッドベースの良さを引き出せるようなDIはきっと他のベーシストも皆欲しがっていると思います。ナチュラルな感じのDIは他にありますが、ここまでフラットでレンジの広いDIは今まで無かったので、このような機材に出会えて良かったですね。』

『ありがとうございました。』





SOIL&“PIMP”SESSIONS 秋田ゴールドマン様
Photo :
Toru-Watanabe


『ベースを始めたきっかけを聞かせてください。』

『子供の頃からクラシックのコンサートやミュージカル等を見るのが好きだったんです。中高生のころはバスケットボールをやっていたので、それに集中していたのもあって、音楽は我慢していたんですが、大学に入った時にバスケットをやめて音楽を始めようかなと思っていたんです。その頃大学のジャズ研が構内でストリートライブをやっているのをたまたま見ていたら誘われたんです。当時僕はヒップホップが好きでやりたかったんですけど、ヒップホップのトラックはモダンジャズを使っているものが結構あることをその時に教えてもらって、じゃあジャズをはじめようと思ったのがきっかけです。その頃にポール・チェンバースというジャズベーシストのフレーズが載っている本を見て、弾いたときに「あっ、俺も弾ける、プロになれる!」って思ってしまったんですよ。今思うと、それだけでなれるわけ無いと思うんですけど(笑)、その本との出会いがあって良かったなと思ってます。』


Photo : Mori Ryota


『大学生からベースを始めて、どんな経験をして実力をつけたのですか?』

『ジャズ研だったので、ベースを始めたときからプロでやっている人がいる中でセッションをやらせてもらって、冷や汗をかきながら演奏してました。最初は当然できなくて、悔しいからそこから先輩にお願いして一緒にやらせてもらったりしてセッション慣れをしていきました。同時にプロのライブも見に行くようになって、何度か見にいくうちに僕にも弾かせてくださいとお願いしたり、そこからプロのライブで1曲弾かせてもらうことができるようになりました。実力のあるベテランの方とライブをやらせてもらって、怒られながら交流を深めて、力もつけていきました。』


『そしてソイルが結成されましたが、そのきっかけは?』

『もともとみどりん(Drums)と僕は大学の1、2年の時に、大学の中であるジャズフェスで友達になって、そこからの付き合いなんです。社長とタブ(タブゾンビ、Tp)は大学の同級生で、その二人がクラブ・イベントを立ち上げたんですが、セッションをやるにはドラムとベースがいないとできないので、社長がみどりんを見つけて、みどりんが僕を誘ってくれて、そのセッションのホストをやり始めたのがきっかけです。』
 

『ソイルのメンバーの皆さんのバックグラウンドはジャズなのですか?』

『正確にいうと、バックグラウンドはそれぞれ全く違いますが、全員ジャズを聴いたことがあるメンバーですね。皆集まって音楽をやる上での共通言語になったのがジャズだったんです。』

『ジャズにはコード進行や形式があって、それを自由に使ってループしてソロをやったりっていう感じなんですけど、僕らの音楽はその部分はジャズで、リズムはメンバーそれぞれの持っている物をそのジャズのフォーマットに収めて、みたいな感じで作っていきます。』

『社長は元々DJなんですけど、他のメンバーとは違ってDJ的な感覚で曲をアレンジするので、それが新鮮で面白いですね。自分では思いつかないことを考えますが、演奏してみると面白いんですよ。もうなんでもありだと思います。』


Photo : Toru Watanabe


『デビュー前には「FUJI ROCK FES'03」に出演されましたよね。』

『このころはリリースもまだしてなくて、事務所にも所属していなくて、勿論レコード会社も決まってない状況だったんですが、運がよくフジロックに出させてもらいました。今僕らの担当をしているビクターのディレクターが前から興味を持ってくれていて、2004年にデビューすることができました。』


『デビュー後間もなく海外に進出されましたね。』

『ジャイルス・ピーターソン(DJ)が日本に来たときに、UFOの松浦俊夫さんという方がジャイルスに「きっと気に入るから聴いてみて」ってソイルのCDを渡してくれたんです。それで凄く気に入ってもらえて、ジャイルスがロンドンに戻られてから、BBC(イギリス国営放送)の「WORLD WIDE」というジャイルスのラジオ番組で毎回のようにソイルの曲を流してくれたんです。それと同時に「早くお前らこっちにライブしに来い」って言ってくれて、本当に凄い人に気に入ってもらえたなと思いました。それから直ぐロンドンに行って、BBCの番組に出演させてもらったり、この頃からヨーロッパでライブをやるようになりました。その年の年末にはBBCの「WORLDWIDE MUSIC AWARDS 2005」で「JOHN PEEL 'PLAY MORE JAZZ' AWARDS」という、日本のプロ野球で言うと沢村賞のような、名誉のある賞をいただきました。』


『ライブ等で他のアーティストと共演することはありましたか?』

『海外では、先日BBCのラジオの企画で、ジェイミー・カラムと一緒にライブをさせてもらいました。ジェイミーがソイルのファンになってくれてたんです。』

『国内では以前に椎名林檎ちゃんの主催で東京事変とZAZEN BOYSとソイルのイベントを日比谷野音でやったことがあります。元々ソイルのタブゾンビと元晴が椎名純平さんとライブをやったことがあって、それを林檎ちゃんが見てて気に入ってくれたらしく、ZAZEN BOYSの向井さんのファンでもあったんです。』


『世界の各地でライブをやってみて、国によってお客さんのノリは違いは感じますか?』

『日本の国内を周ってても、福岡、大阪、東京、札幌と全然違うんですよ。海外でもその感
じに近いのですが、海外だと日本よりも年輩の方が踊ってたりとか、大人が遊び方を知っている印象を持ちました。イギリスのグラストンベリーのフェスでは、変なペンギンのぬいぐるみを着たお客さんを一杯見かけたりとか、日本ではあまり見かけないような雰囲気で面白かったです。』

Photo : Ryota-Mori→→→


『最後に、今後の活動をお聞かせください。』

『J.A.Mというソイルの丈青とみどりんと僕でジャズのピアノトリオで活動をしていて、ファーストアルバムが先日発売されました。ライブもやります。ソイルではまず4月にシングルを発売して、こちらもワンマンライブもやります。』


『これからも素晴らしいライブパフォーマンスを通して世界中のファンを魅了し続けてください。今日はありがとうございました。』




Photo : Toru Watanabe



J.A.M(piano trio from SOIL&”PIMP”SESSIONS)

Profile
自らの音楽性をデス・ジャズと表現し、世界に活躍の舞台を広げているSOIL&"PIMP"SESSIONS(以下、SOIL)のメンバー、丈青(Piano)、秋田ゴールドマン(Bass)、みどりん(Drums)の3人からなるピアノトリオ。SOILで培われた圧倒的熱量プレイを継承しつつも、ジャズをジャズとして真正面から向き合うスタイルとピアノ・トリオというシンプルな編成で、SOILとは異なったサウンドスケープを描き出す。


<J.A.M Release Info.>
●2008/2/6 iTunes配信限定AL『JAZZY JOINT EP』
¥800yen(tax in)

●2008/3/5 1st Album
『Just A Maestro』VICL-62762 ¥2,500yen (tax in)

<J.A.M Live Info. >
●2008/5/2 ワンマンLive
@青山円形劇場、他
詳しくはOfficial HP→ http://www.jvcmusic.co.jp/jam/


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