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製品レビュー:株式会社カメラータ・トウキョウ 高島様

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Audeze LCD-2 + Blossom BLO-0299サウンドレビュー

レビュー:

Audeze LCD-2 + Blossom BLO-0299サウンドレビュー Audeze LCD-2 + Blossom BLO-0299サウンドレビュー

音場がすべて見渡せる自然な音。高解像度で柔らかな色彩感、遠近感があって被写体にピントがビシッと合っている感じ。

(前日に176kHzで録音した弦楽カルテットの素材で試聴)

Audeze LCD-2 + Blossom BLO-0299サウンドレビューLCD-2は周波数バランスが良く透明度、奥行き感も十分で、特に低域が豊かに聞こえますね。全体には柔らかい音なので長時間聴いていても疲れないです。柔らかくて落ち着いた音というと、こもりがちになるヘッドホンが多いですが、LCD-2はそれが感じられません。低域から高域までちゃんと伸びていて音場の明瞭度を損なわずに自然な音で再現しています。鑑賞用には最高だと思います。

普段の作業で使っているSONY MDR-CD900STと比べると、LCD-2はチェロの音などが太く柔らかく聴こえます。MDR-CD900STは弦を擦る音がクリアですが少しガサついて聴こえます。その部分も録音モニターとしては必要なんですが、心地よいとは言えませんね。バイオリンは実音も擦る音が高い帯域にありますが、チェロは実音は低くて弦を擦る音やエッジは高い帯域にあるんです。それらニュアンスの違いをMDR-CD900STで聴くと少々荒く聞こえますが、LCD-2で聴くととても滑らかで判りやすいです。

LCD-2の周波数特性を見ると、私たちがいつも使っているNEUMANNやSCHOEPS製のコンデンサー・マイクが持つ特有の共振周波数(ピーク)を打ち消す様なカーブになっているから、これらのマイクで録った音を聴くとちょうどフラットで自然に聴こえてくるのかもしれないですね。このヘッドホンの特性を意図して作っているとしたらちょっと驚きですね。

また、バランスケーブルに変えると、シングルエンドケーブルに比べて更に解像度と定位感、セパレーションが抜群に良くなって音場が澄み切って聴こえます。位相特性がより良くなって個々の楽器の輪郭までも明確に聴き取れます。解像度が良く長く聴いても疲れない音。写真に例えると、高解像度で柔らかな色彩感、遠近感があって被写体にピントがビシッと合っている感じですかね。

Audeze LCD-2 + Blossom BLO-0299サウンドレビュー私たちが使うモニター用ヘッドホンは、音楽以外にノイズのチェックなども必要なため、耳障りな音も聞こえなくて欲しいんです。音楽鑑賞用には必ずしも最適とは言えませんね。LCD-2には耳障りな音は無く、だからと言って解像度を損なうことなく音場がすべて見渡せる感じです。更にこれはバランスケーブルにした時によりクリアになります。これはBLO-0299のアンプが高性能でとてもフラットな特性である事も、ドライバーの特色を十分に引き出せている一因だと思います。

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