技術解説:ファンクションDIPスイッチについて

BLO-3090 ファンクションDIPスイッチについて

BLO-3090では本体底面に設けたDIPスイッチによって、システムに合わせた細かな設定が可能です。

レベルマッチング (ファンクションスイッチ 1~5)

音声信号のハンドリングには、最大入力(出力)レベル、定格入力(出力)レベルという重要な要素があります。

  • 最大入力(出力)レベルとは その機器で取り扱えるレベルの最大値
  • 定格入力(出力)レベルとは その機器で扱う基準のレベル

    という事になります。

バランス信号ではコンシュマー機と業務機で約2.4倍もの差があります。業務機からの信号をコンシュマー機に入力した場合、つまり最大入力レベル以上の信号をを入力した場合にはクリップし歪が発生し聴くに耐えません。また、最大入力レベルを大きく下回るレベルで入力した場合、つまりコンシュマー機の出力を業務機に入力した場合には音量が小さすぎる、S/N比が悪くなると言った不具合が生じます。

ラインレシーバーとしての役割 (ファンクションスイッチ 1/2)

BLO-3090では入力感度を上流の機器の出力レベルに合わせるINPUT SENSを本体底面に用意しました。これによりレベルのミスマッチを解消し内部動作レベルを揃え出力回路に送ります。それを受けた出力回路も最良の状態で音声信号を扱う事ができサウンドパフォーマンスを損なうことなく出力します。

・ラインドライバーとしての役割 (ファンクションスイッチ 3/4+5)

BLO-3090では後段の機器に対してもレベルを合わせられるようOUTPUT LEVELの切替も本体底面のスイッチで可能です。これによりBLO-3090と後段側の機器のレベルの関係も合わせる事ができますのでパワーアンプやレコーダー、コンシュマー機、業務機問わず最良の状態でお使いいただけます。

ラインレベルコンバータとしての応用

BLO-3090はラインレシーバー、ラインドライバー独立して感度やレベルの切替を持っていますので、例えばコンシュマー機のCDプレイヤーのアンバランス出力を業務機レベルのパワーアンプに送るといった場合には、BLO-3090のINPUT SENSをLOWにOUTPUT LEVELをHIGHに合わせます。アンバランス信号(2.0Vrms MAX)から伝送レベルをマッチさせたバランス信号(+4dBu Ref)を作ります。

ラインアウト音量の可変/固定 (ファンクションスイッチ 6/7)

BLO-3090のファンクションスイッチ6/7はラインアウトへ送る音量を可変(ボリュームが効く)か固定(ボリューム回路を通らない)かを選択する事ができます。後段にパワーアンプが来る場合は可変レベルを選択し音量調整を有効にします。レコーダー等に送る場合は音量は固定を選択すればヘッドホンでの録音モニターの音量調節を行ってもレコーダーに送る信号の音量は変わりませんので使いやすいと思います。

EXT FUNCTION (ファンクションスイッチ 8)

将来発売が予定されているBLO-3000シリーズの他の機種との連動コントロールを可能にする機能の有効/無効を切り替えます。現在予定している追加機能としましては、今後発売されるBLO-3000シリーズのラインセレクターとの組み合わせでワイヤレスリモコンによるボリュームコントロールがございます。BLO-3090をプリアンプとしてお使いの場合は手元に置けない事がありますので必要性の高い機能だと考えます。

製品種類別

ダウンロード

PDF(マニュアル等)

なし

zip(ファームウェア等)

なし
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